中川八洋掲示板

世界の現状は、日本の国家安全保障の危機を加速しています。この急迫の時局において、刻々と変遷激しい国内外の事態を冷静に俯瞰できる力を与えてくれる、大容量の真正の知識こそ、いまの日本人に必要なものです。当ブログは、国際政治学者・中川八洋筑波大学名誉教授の個人ブログです。

北朝鮮「火星12号」の北海道上空飛翔に「THAAD配備を!」「核シェルター建設を!」と、安倍晋三に絶叫の声をあげない、生存の意思すら喪失の“白痴化した一億日本人”

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

「海自イージス艦も空自パトリオットPAC3も全く役立たず」を証明してくれた金正恩に感謝しよう!

 8月29日午前6時頃、北朝鮮は「火星12号」を、北海道・渡島半島及び襟裳岬の上空を通過飛翔させる対日“威嚇”を行った。着弾は北海道の東海上で、発射場からすると2700㎞の飛翔距離であった。「火星12号」の本来の射程は「4000㎞~」だから、ブースター・ロケットの液体燃料パイプを途中で締めたと考えられる。

 この種のミサイル飛翔距離の短縮技術まであるとすれば、ロフト軌道(備考)での打ち上げ能力と総合すると、対日核・化学弾頭投下に使用される弾道ミサイルは、300基強の「ノドン」に加え、生産されている「北極星2」「ムスダン」「火星12号」などほとんどが対日用だとカウントしておかねばならない。

備考;日本では、lofted trajectoryを「ロフテッド軌道」と訳す。誤訳ではないが余りに拙訳。trajectoryを「軌道」と訳すならば、loftedは「ロフト」と訳すのが、和訳のイロハ。

 今般の「火星12号」対日上空投射は、日本のもつ二つの深刻な危機的現実を、“痴呆化した一億日本人”に突きつける貴重な啓蒙の働きをなしたことにおいて、日本にとって金正恩に感謝すべき実験だったといえる。「火星12号」の対日投射が暴いた日本のお寒い現実の第一は、この「火星12号」を迎撃する態勢を、日本側が一切取っていなかったこと。スタンダード・ミサイル3のイージス艦も、パトリオットPAC3も、この「火星12号」を迎撃できる位置には配備されていなかった。日本は丸裸の完全に無防備だった。

 第二は、現実の有事では奇襲攻撃で始まる“数百発の対日核弾頭/化学弾頭”を雨霰と日本に投射するから、一気に三千万人以上の日本人が阿鼻叫喚の地獄絵の中で殺戮されるだろう。だが、このような奇襲を含めて無警告・大規模攻撃こそ戦争の当たり前の常態。ところが、これまで安倍晋三らは、この当然の状態をひたすら歪曲し隠蔽し、過去数年にわたって、今も、日本国民を騙し続けている。

 今般、金正恩が「無警告」という有事と同じ弾道ミサイル投射を行ってくれたことによって、安倍晋三たちの国民騙しがバレた。この結果、北朝鮮と内通する内閣官房ばかりか自衛隊までもが秘匿してきた現実に起きる北朝鮮の対日戦争について、日本人の一部だが、ありうる状態がどんなものになるかついてやっと気が付いた。この意味で、今般の金正恩の無警告投射こそは、日本人に現実の戦争とはどういうものかを“警告”したと言える。ならば、実に親切な投射であったことになる。一般日本人は、金正恩に「有難う」と感謝しなければならない。

真赤な嘘「有事でも警告後に投射」を日本人に刷り込むべく、「無警告けしからん」と息巻く菅義偉

 しかし、日本人を皆殺ししたい、教条的な「反日」人士のコミュニスト菅義偉は、官房長官として、「事前通報もない(=無警告)とは、航空機や船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある行為」と語った(29日)。が、これは、菅義偉が二点で、日本国民を騙す意図をもって発している。

 菅義偉が企む偽情報の第一は、「対日戦争を開始した後でも北朝鮮は、日本標的の弾道ミサイル数百基を撃つ前に、一基一基ごと日本に予告し、着弾位置を連絡してくる」と、なんとも腰を抜かすほどの荒唐無稽な真赤な嘘。第二の菅義偉流の偽情報は、(これからは事前予告をするよう「厳重抗議をした」との会見発言は)北朝鮮は、本来は日本の航空機や船舶の安全運航を考えてくれる、友好国では無いが敵性国家ではない」という、現実と事実に反する虚構の嘘イメージを北朝鮮に貼ってあげるためのもの。北朝鮮側に立つ、詐言師でもあるコミュニスト菅義偉が繰り出す“悪の国民騙し”は、ますます冴えわたっている。

敵性国の弾道ミサイル上空通過は領空侵犯。迎撃・撃墜しない日本は、国家主権を放棄した!

 事前通報なしに日本の領土上空を通過したのだから、この「火星12号」の飛翔は日本の領空侵犯である。領空侵犯は国際法違反であるが、領空侵犯を放置する側の国家も国際法違反である。日本は、この「火星12号」を絶対確実に撃墜しなければならなかった。

 だが、8月29日、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃・撃墜せず、日本は領海・領空・領土の自国の「領域」保全の義務を負う主権国家でありながら、この主権が侵害されるままにそれを放棄した。民族系の日本会議や櫻井よし子らは、日頃、「日本が主権国家でないのは、1945年から52年にかけて、米国の占領行政が日本人の頭を洗脳したからだ」、との馬鹿馬鹿しい真赤なつくり話を吹聴してきた。

 今般、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃・撃墜せず我が日本国の主権を侵害されるままに放棄したのは、安倍晋三総理であり、その政府である。とすれば、“嘘つき”二枚舌売笑婦が論客業に転身したかのような櫻井よし子に従えば、「主権護持の気概も意思もない安倍晋三こそは、マッカーサーGHQの洗脳教育を受けたからだ」ということになる。だが、安倍晋三の誕生は1954年9月で、GHQが解散した1952年4月の二年半後。どうやって安倍晋三は、GHQの洗脳教育を受けたのだろう。

 安倍晋三から、領土防衛を含め国家主権護持の精神や意思を腐食的に剥奪して共産主義者特有の国家意識ゼロに洗脳した人物は、彼の父親スターリン崇拝の狂信的コミュニスト安倍晋太郎であった。安倍晋三が、日本の領土はすべてロシアのものでプーチンに貢ぎたいと“反日の権化”を本性とするのも、“スターリン教徒”安倍晋太郎の洗脳の成果である。この話はここでいったん中断。「火星12号」北海道上空通過の問題に戻る。

朝鮮大学校/朝鮮中等学校を閉鎖し差押えよ!国立大学から北朝鮮人教員を国外追放に処せ!

 実に由々しくて深刻な、今般の「火星12号」領域侵入事件に対して、竹馬に乗ったナンセンスそのものに“世紀のスーパーお馬鹿”安倍晋三は、祖国日本を嘲笑愚弄する本心の底意をちらつかせながら、いつもの無意味・無効の決まり文句を、壊れたテープレコーダーのごとく繰り返した。

① 「断固たる抗議を北朝鮮に対して行った」

② 「国際社会と連携し、北朝鮮に対する更なる圧力の強化を強く国連の場において求めていく」

(『朝日新聞』2017年8月30日付け)

 いい加減にせんかい、“口先男”安倍晋三よ。国民は耳にタコができるほど、とっくに聞き飽きている。もううんざり!

 北朝鮮に抗議など何の意味がある。抗議をすれば、北朝鮮が対日用ノドン・ミサイル300基を日本海に捨てるとでも言うのか。核弾頭を黄海に捨てるとでもいうのか。妻の昭恵と同じく、老化と劣化が進んで、とうとう頭が小学校一年生の知能指数しかないとはいえ、これほど馬鹿げた事を言うのは、安倍晋三が国政をゴルフやマージャンの遊びと同種に捉えているからだ。

 平時における敵性国家からの主権侵害や軍事的威嚇に対して、主権国家は“国際慣行上の対抗”措置を必ず断行する。軍事的報復力を誇示して軍事的圧力をかけるということ。しかし、日本自前の国防努力を全面否定することを信条とする、80%コミュニスト安倍晋三は、軍事的圧力などつゆも発想しないし、発想できない。上記引用文内にある安倍の「圧力」とは、外交的圧力しか意味していない。

 しかも、この外交的圧力には、国連の外交圧力と、日本独自の外交圧力の二つがあるのに、安倍のは、この国連の外交圧力だけで、日本独自の外交圧力の方を排除している。つまり安倍晋三は、「軍事的圧力はかけない」「日本独自の外交的圧力はかけない」の、“ない、ない”で圧力の二文字を振りかざしたのである。

 愛国心ゼロというより心底では“日本憎悪”が煮え滾っているサイコパス系の安倍晋三にとって、日本国や日本国民がどうなろうと構わない。ただ、自分の内閣支持率低下が防げればよく、仕事をしている演技に集中するだけ。ともあれ、隣国の韓国は日本よりははるかに正常な国防意識と外交感覚があるから、前述の“国際慣行上の対抗”に従って、F15戦闘機4機を直ちに離陸させて爆弾8発を投下し、その映像を国民に流し、政府の報復意思を示した。また国産の短距離弾道ミサイル(500㎞、800km)の過去の試射実験映像を流し、国民に報復能力保有の証拠を示した。

 だが、安倍晋三は、この報復の意思と報復手段を保有していることを国民に示しただろうか。いっさい何も示さなかった。過去五年間もありながら、安倍晋三はロサンゼルス級原潜四隻の購入もしなければ、それ用のトマホーク数百本の購入もしなかった。朝鮮総連と深い利権を有する安倍晋三こそ、対北朝鮮への報復手段を日本国が保有することを徹底的に妨害してきた張本人である。報復手段を日本に保有させない/報復意思もない、日本の“北朝鮮の犬”と言えば、安倍晋三を指す。

 安倍晋三が今般も、外交的圧力については国連任せで、独自の外交圧力を決してしようとしないのは、朝鮮総連とのズブズブ癒着関係が左右している。国連による外交圧力は、石油の全面禁輸が考慮されているが、仮に採択されてもロシアが全面的に国連の動向を無視して、石油は必要なだけ北朝鮮に提供するから、蚊が刺したほどの打撃も与えず、全く無意味で無効果である。

 ところが、世界で日本だけ、北朝鮮に対する外交的圧力カードをふんだんに有している。しかも、ほとんど無限。たとえば、朝鮮総連を非合法化すれば、朝鮮総連本部建物を差押えできる。在日北朝鮮人を不法滞在者にする立法をすれば、朝鮮大学校の閉鎖・差し押さえ、朝鮮中等学校の閉鎖・差し押さえ、国立大学の北朝鮮人教員の解雇・・・・・など、さまざまな対抗措置の前提情況が構築できる。このように無数の方策が、安倍晋三総理の手の平に乗っている。だが、下関の自宅(土地建物とも)北朝鮮人から収賄したように、“北朝鮮の犬”安倍晋三は何もしまい。

 もちろん、日本における“北朝鮮の犬”化現象の蔓延は、安倍晋三だけに限っていない。日本人全体を深く重篤に汚染し尽している。この事は、“韓国に「巨大な朝鮮総連本部建物はない」「朝鮮大学校がない」「朝鮮中等学校がない」のに日本にはある”異様さ異常さに、こんなことを許していいのかと怒りの声をあげる日本人がゼロという事実が、端的に証明していよう。

祖国を守る意思ゼロの安倍晋三とダンス・マカーブルを踊る、産経新聞/櫻井よし子/日本会議

 要するに、日本には、「北朝鮮の核弾頭弾道ミサイルから、日本国を護る/日本の領土を守る/日本国民の生命を守る」という、健全で正常な真正なエリート日本人が、私を除き、とうとう一人もいなくなってしまったことに他ならない。

 こういえば、北朝鮮批判を商売にしている、産経新聞や月刊誌『WiLL』『Hanada』『正論』などがあるではないかと反論する、お粗末で劣等な日本人が必ず顔を出す。だが、北朝鮮を詰ったり、金正恩を糾弾したりして、何になる。日本は国家存立の危機にあるのであって、日本の外交や国防を、この危機解消の一点に集約しなければならないのに、産経新聞とか『WiLL』などは、北朝鮮非難のゲス雑談をしているだけ。

 具体的に、日本が北朝鮮から国土と国民を護るべく、今すべき政策を、一部だが、表1にリストした。“堕落と利権の政治屋”で選挙と自分の人気にしか関心のない“うどん屋の釜”安倍晋三は、これらの日本が遂行すべき緊急政策につき、一つとして考えたことすらないことが、このリストで一目瞭然になるだろう。

備考;「うどん屋の釜」には、湯ばかりしかない。この「湯ばかり」を「言うばかり」にかけ、安倍晋三のような“口先男”を軽蔑揶揄する言葉として、昔はよく使用された。

 安倍晋三と同じく、日本の外交や国防を考える知的能力を根底から有さない“スーパー低学歴のゴロツキ記者”が九割を占める産経新聞は、当然のことだが、国民に表1の政策を啓蒙することなど、発想もできないから一度も記事にしたことがない。結果として、産経新聞の主張は本質的に、50歩100歩で僅差というのではなく、朝日新聞と寸分も変わらず完全に同一となっている。産経新聞とは、朝日新聞の出来損ないクローンだといえる。

表1;“日本憎悪狂”安倍晋三の領土割譲・国民殺戮を擁護する産経新聞は“朝日新聞のクローン”

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 この意味で、産経新聞/櫻井よし子/日本会議/『WiLL』などは、自分たちの劣悪かつ有害なトンデモ雑談記事がさも国に資するがごとき誇大妄想と傲慢を逞しくしているから、“うどん屋の釜”男の安倍晋三を非難し糾弾するのが正しい日本国民のあるべき姿勢なのに、その逆に“対ロ売国奴”で“第三の吉田清治”の安倍晋三とダンス・マカーブルLa danse macabre(死の舞踏)を踊り、日本国の亡国を目指している。“第二の吉田清治”とは、河野洋平のこと。

イージス・アショアはイージス艦の補完。核ミサイルから日本防衛の有効兵器THAADを代替しない。

 このことは、現在、小野寺・新防衛大臣が進めているイージス・アショア(陸上配備型スタンダード・ミサイル3)の購入配備について、彼らがイージス・アショア問題について、真っ当な雑談記事一つ書けないことに露わであろう。

 イージス・アショアを急ぎ三セット購入・配備しなければならないのは正しい。現在のイージス艦体制では、今般、「火星12号」を迎撃する態勢で展開されていなかったように、もはやパンク状態で、イージス・アショアの補完は緊急に不可欠である。

 だが、北朝鮮の弾道ミサイルから日本の国土&国民生命を守る有効な主力兵器体系は、THAADである。THAADを8セット配備することなしには、北朝鮮の核弾頭・化学弾頭を搭載した弾道ミサイルから日本の国土と国民とを護ることは決してできない。現に、今般の「火星12号」は、もしそれに核弾頭が装備され札幌に投下されていたら、札幌市民の死傷者は広島原(正確には7万人)の二十倍にはなっていただろうが、THAADが北海道に一セットあれば、今般の「火星12号」を確実に撃墜し、札幌市民の死傷者はゼロになる。

 つまり、北朝鮮弾道ミサイルに対する日本が整備すべき迎撃態勢は、第一層「イージス艦/イージス・アショア」、第二層「THAAD」、第三層「パトリオットPAC3」の、三層で構築されていなければならない。そして、最終層で迎撃を担当する「パトリオットPAC3」は、現在の18セットから最低でも50セットに強化しなければならない。

 国家の防衛と国民の安全に万全を期すのが“国政の政治”。日本国民は、1968年頃を境にすっかり忘却していた“国政の政治”の原点を思い出すべきだ。そして、この自覚の下で、安倍晋三に向かって、「表1にリストした政策を全て直ちに実行せよ!」と、大声で絶叫して迫る“日本国民としての当然の義務”を果すべき時である。
(8月30日記)

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