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中川八洋掲示板

世界の現状は、日本の国家安全保障の危機を加速しています。この急迫の時局において、刻々と変遷激しい国内外の事態を冷静に俯瞰できる力を与えてくれる、大容量の真正の知識こそ、いまの日本人に必要なものです。当ブログは、国際政治学者・中川八洋筑波大学名誉教授の個人ブログです。

皇室典範の破壊を狙う“天皇制廃止狂”石破茂の変装術 ──本籍の共産党と幸徳秋水型アナーキストの間をぶれる“怪面”石破茂

生前ご譲位は皇位断絶への道

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 今、永田町の“隠れ天皇制度廃止狂”ワースト・ツーと言えば、自民党石破茂民進党野田佳彦石破茂は、自分のブログで次の四原則を公開した。「コミンテルン32年テーゼ」を奉戴する共産党、もしくは北朝鮮人が支配する天皇制度廃止一色の民進党そのものであり、石破茂の正体が露わになっている。実際にも、月刊の共産党機関誌『前衛』を定期購読している石破茂は、自民党に潜入している極左政党からのスリーパー自民党石破茂に離党勧告を出すか、除名処分すべき。

 石破茂に助言してあげよう。正体をカムフラージュして自民党に巣食うべきではなく、信条に一致させて共産党に入党して、国民騙し/有権者騙しの犯罪の日々から自らを解放すべきではないのか。そうすれば、嘘の吐き過ぎで顔面変形からの殺し屋風の怖い目つきも多少は治癒するはずだ。少なくとも民進党に戻るのが次善の策。石破茂はかつて毛沢東系の社会主義者である小沢一郎の同伴者で、民進党の前身に当る新進党の党員だった。現在の民進党には石破とは盟友になれる北朝鮮人・菅直人もいるし、支那人蓮舫もいるから、精神に安らぎが戻ってこよう。

 さて、ブログ(2017年1月31日)で、石破茂は次の四原則を主張した。

1、「生前ご譲位」を、恒久的な制度にすべく皇室典範を改悪せよ。

2、「国民統合の象徴」は、摂政では代行できない。

3、「生前ご譲位」の国会議決は、100名近い天皇制廃止主義者を含め、衆参とも全会一致にせよ。

4、「安定的な皇統継続」という嘘を口実に、天皇制度廃止に直結する女性宮家を創設せよ。

 この解剖は第二節で後述する。が、この石破四原則で、「石破茂は今上陛下の御諚(生前ご譲位)を好機に、今や公然と天皇制廃止を目論んでいることを旗幟鮮明にした」と断定できよう。

第一節 アナーキストコミュニストとのみ懇ろな人間関係を持つ石破茂

 ここ十年間の朝日新聞を捲れば誰でも気が付くが、自民党政権の打倒や自民党潰しに燃える“共産革命煽動紙”朝日新聞なのに、何故か例外的に朝日新聞が「よいしょ」する自民党国会議員が、三名だけいる。河野太郎野田聖子石破茂の三名。

 朝日新聞の編集局は、一に共産党、二に北朝鮮人が支配している。朝日新聞は、厳格にイデオロギーが絶対視される(煽動担当の)革命運動団体。その組織構造も、日本の共産革命に一直線に繋がるよう編成されている。朝日新聞を「一般通念のマスメディア」と誤解するのは、余りに無知蒙昧。

 当然、朝日新聞は報道に際して登場させる外部の人選は何重にもチェックされ、共産主義者でない者、金日成毛沢東を崇拝しない者、ロシア工作員でない者、そのほか日本の共産革命に役に立たない者は厳格に排除される。万が一にも「よいしょ」などしない。すなわち、朝日新聞河野太郎野田聖子石破茂の三名を「よいしょ」するのは、彼ら三名が立派に“共産革命に役に立つ共産主義者”だと、その厳しいイデオロギー検査に合格したからである。

 実際にも、河野太郎はその「脱原発狂」で、野田聖子はその「夫婦別姓狂」で、実質的には“共産党活動家”であるのは公然で衆知。ところが、石破茂に関しては、彼の用心深い性格もあって、河野太郎野田聖子のように露骨に明らかな共産党政策を口に出したことがない。ために、自民党支持層の中には、お粗末にも、石破茂が紛れもない共産革命の活動家だと知る者は少ない。

 つまり、愚鈍な自民党支持層は、石破茂朝日新聞の絶え間ない支持と宣伝協力を得ているのはなぜかと疑問視しない、その痴呆的な思考力に問題あり。日本が今後どうなろうともどうでもいいの、“日本国を喰い散らかす寄生虫”が、彼らの本性だからだろう。

 ともあれ、以下順に、石破茂の恐ろしい正体を暴いていくことにしよう。

政界放浪者のごとく所属党を遍歴し続けた石破茂の本心は、“自民党ヘイト”(=自民党が大嫌い)  

 まず、石破茂の政界放浪履歴をお浚いしよう。  

 1986年;自民党中曾根派から衆議院議員、1993年;鳩山由紀夫とともに自民党を離党し、鳩山/西岡武夫/笹川堯/大石正光と五名の院内会派「改革の会」を結成。この五名との肝胆相照らす関係が、石破の思想的原点を明らかにする。とりわけ、鳩山由紀夫仮面の下の石破茂とは、“思想におけるクローン”で兄弟である。

 石破茂が農林族なのは事実だが、自分の極左政治信条を隠蔽する手段として、自民党への復帰を機に、国防が専門であるかの偽装をするようになった。が、メッキはメッキ。“中共大好き”鳩山由紀夫に通底する「友愛」の同志が憲法第九条死守論でないなど、ありえない話。日本を国防するなど、石破の頭のどの部分にも一欠けらもない。“大嘘付き”石破茂と“騙され屋”自民党支持層は、腐敗と堕落が進む日本国らしい現象と言えるだろう。  

 1994年7月、事務所のスタッフは共産党党員ばかりという“札付き共産党シンパ”海部俊樹が代表の政党「自由改革連合」に参加。その数カ月後、小沢一郎が呼び掛けた「新進党」に合流。新進党の英語名は小沢が名づけ親だが「New Frontier Party」だった。石破茂は、しばらくの間だが、“日本は文明国ではなく未開の開拓地だから好き勝手に掘り起こせ”の、朝鮮人(母親)の血統を継ぐ「小沢一郎の党の方が、自民党よりもよし」としていた。

 1996年秋、小沢の新進党を去り無所属に。その後、泥棒猫のように静かに自民党に復帰額賀派。しかし、石破茂自民党ヘイト感情は、今でも内心では半端でない。石破流の自民党ヘイトは、共産党員と同一基調。政界流浪者で厚メッキ政治家は、今も本籍に帰りたいと郷愁している。

共産主義者か、幸徳秋水系のアナーキストか、のいずれかとしか交友関係を持たない石破茂

 石破茂のメッキは、彼の共著者・共演者が代弁的に剥してくれる。共著(対談相手)は、石破がいかがわしい政治家だからまともな評論家や学者は万が一にも接触しないため、三十年間も目立つことばかりに腐心した政治家なのに、ほぼ小川和久/西尾幹二/清谷信一/宇野常寛の四名しかいない。だから、調査はいとも簡単。テレビ共演では、その対話時間からすれば、意気投合した太田光が圧倒的に長い。太田光を思想チェックすれば、石破茂の仮面の下が見えてくる。

表1;石破茂が特段に昵懇な「反日極左人士に“天皇殺しの妄執者”が多いのは何故か?

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備考;番組名は、「太田光が総理大臣になったら・・・秘書田中。」  

 そこで、石破茂の大のお気に入りで大親友の爆笑問題大田光からスポットを当てることにしよう。太田光の著書に、対談本『憲法九条を世界遺産に』がある。これは、石破茂の本心を代弁している。太田光は、“嘘つき”石破茂に代わって石破の本心を語り、石破虚像に騙されている日本人を啓蒙した。有難う、太田光君。太田は、こう述べている。  

日本国憲法の誕生というのは、あの血塗られた時代に人類が行った一つの奇蹟」

「エジプトのピラミッドも、人類の英知を超えた建築物であるが故に、世界遺産に指定された。日本国憲法とくに第九条は、まさにそういう存在」(注1)。

 これを読んで大爆笑するかor失笑した者は正常。が、「へー、そうなの」と読んだ者は、小学生三年生の歴史も知らない精神薄弱児童並みのIQで、まともな日本人ではない。

 主権喪失と武装解除の条項がある1945年8月ポツダム宣言受諾に従った主権喪失情況下であった“半国家・日本”は、決して憲法を制定してはならなかった。が、終戦の嬉しさの余り、ポツダム宣言の履行中の戦勝国・米国の占領下で制定してしまったのが現憲法。それがポツダム宣言に準拠しているのは必然ではないか。つまり、憲法第九条は、受諾したポ宣言の日本軍隊の武装解除条項をそのまま書き入れただけ。  

 かくも占領下の敗戦国として、日本は「軍隊は武装解除国防軍は不保持」を明文条文とするほかない。日本の已むを得ざる国際法的な選択が、どうして「人類の奇蹟」なのか。「日本」or「日米間」を「人類」に短絡し、「ポ宣言受諾と占領下」を「奇蹟」に短絡するのは、麻原彰晃のような朝鮮人宗教家の常套詭弁だが、北朝鮮コミュニスト太田光とはこの類。

悪鬼同士の抱擁ダンスなのか、“天皇制廃止狂”西尾幹二石破茂が意気投合する異様な光景  

 石破茂の対談相手で、世間的に一応まともな学歴があるのは、西尾幹二だけである。それでも西尾幹二は東大入学にあたり合格3000人中3000番の超劣等生。他の四名は、高卒二名と大卒とは名ばかりの立命館大卒と東海大卒。まともな知識など彼らの頭に見出すのは不可能なこと。議論以前。

 石破茂は、自分の無学・無教養がばれないよう、極端な無学歴・低学歴者を選ぶ。学術的正確さに拘る知識人・専門家・大学教授だと、単に無学・無教養ぶりがばれるだけでない。大洪水さながらに大嘘を垂れ流す石破茂の、異常な虚言と詭弁の病気がばれてしまうから、石破は敬遠する。  

 さて、西尾幹二とは、『皇太子さまへの御忠言』で明らかになったように、皇族殺しを秘めた、前代未聞の反・皇室に燃える天皇制度廃止狂の精神異常者である。西尾幹二は、自分の天皇制廃止信条を、32歳(1967年)の時、『論争ジャーナル』誌で次のように、傲然と開陳した。

「これからも天皇制が必要かどうかは別問題だと思います」

「二千年続いた純粋なものだから天皇制を護れと言っても、そういう言い方では説得力が余りになさすぎますよ。事実もう天皇制は無くなっているのではないかと、私はそう思うことがしばしばあります」

「ここでいっぺん“空無”になっていいのではないか(=天皇制度を完全に廃止する)との考え方もあるわけです。我々は徹底的なニヒリズム(=天皇制度が完全に消滅した無の状態)の中に一度立つべきなんだと。そうなってくると、天皇制も廃止してしまえばいい、という考え方も出てきます」(注2)

 石破茂は、「国防にいっさい関心もない西尾幹二と国防論を対談したのであって、天皇制度や皇統問題での対談はしていない」と抗弁するだろう。だが、そんな言い訳は子供なら許されても、大人の石破が使うことはできない。

 西尾幹二が国家廃墟を目指したヒトラーと同種のニーチェアナーキストなのは、何となく誰でも感じること。西尾幹二アナーキズムは、幸徳秋水とは異なったタイプだが、ニヒリズムで腐敗し朽ちた体をどす黒い靄が包んでいることは、誰でも無意識には感知する。

 西尾幹二に対しては、仮に正常な人格の者なら、自然と後退りして決して交友関係を持たない。だが、石破茂は、幸徳秋水型のアナーキスト小川和久とも刎頚の友であるように、アナーキストが大好きで、西尾幹二に近づいた。アナーキストは全員、天皇制度廃止論者。石破茂は、天皇制廃止狂である思想の同志において、小川や西尾との交友や対談を申し込んだのである。

共産党系のコミュニストで国防知見ゼロの石破茂の十八番「国防」は、真赤な出鱈目がオンパレード

 ここで、石破がその本心である共産党と全く同じ“反・国防のイデオロギー”に立つことを、小川和久との対談/西尾幹二との対談/清谷信一との対談内容から炙り出そうと思ったが、割愛する。本稿は、石破茂共産党系の天皇制廃止狂を暴く事がモチーフ。これに集中すべきと考え直した。

第二節 「生前ご譲位」条文化による、皇室典範の破壊に妄執の石破茂

 話を本論に戻す。石破茂は、1月31日のブログで、自分が読んだ本をあげた。次の十冊。問題のない本は、渡邊允の一冊のみ。あとすべては、大雑把に括れば、天皇制廃止を公然的か秘匿的かor民族色で化粧するかの相違があるだけで、ほとんどが共産党系。

 なお、このリストのほかの他の著作に共通するが、共産党用語「退位」という二文字を用いているのは、すべて天皇制廃止のイデオロギーに立脚している。天皇制護持ならば、必ず「ご譲位」とする。

所功皇位継承の有り方 女性・母系天皇は可能か』、PHP新書、2006年。

所功皇室典範女性宮家 なぜ皇族女子の宮家が必要か』、勉誠出版、2012年。

高森明勅天皇生前退位》の真実』、幻冬舎新書、2016年。

・小林よりのり『新・天皇論』、小学館、2010年。

(備考) これは漫画で、活字の書籍ではない。

中西輝政/福田和也『皇室の本義』、PHP、2005年。

小田部雄次『近現代の皇室と皇族』、敬文社、2013年。

(87歳の)市村真一『皇室典範を改正しなければ宮家が無くなる』、藤原書店、2012年。

・渡辺允『天皇家の執事 侍従長の十年半』、文藝春秋、2009年。

文藝春秋編『皇室と日本人の運命』、2017年冬号、文藝春秋

一水会の)四宮正貴編『天皇・皇室と憲法』、『伝統と革新』第25号、たちばな出版。  

 後尾の二冊は単著ではなく雑誌(ブックレット)で批判しづらい。そこで、上記十冊の中から後尾の二冊と渡邊允のを除き、計七冊の著者七名に関する基礎情報を表2に纏めた。小林よしのりと市村真一を除き、全員が天皇制廃止狂である。漫画家の小林よしのりについては、悪意をもって天皇制廃止を煽動しているのではなく、無知ゆえに、自分の作品が完全な天皇制廃止に加担しているのが自覚できない。市村真一は痴呆老人で、共産党に洗脳され天皇制度廃止に直結する女性宮家の狂信者となった。

表2;石破茂が愛読する天皇制廃止論「極左」本の著者について

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皇位継承や皇室の安泰・弥栄を真に憂国する、正しき精神の日本人が精読すべき書は何か

 石破茂の人格にはマジメさや誠実さは何一つない。今上陛下の「生前ご譲位」という国難的問題に、小林よしのりの漫画を参考にする不届き性は、この一つ。しかも、小林の『新・天皇論』については、余りに間違い・誤謬が多いので、それを糺した本があるが(備考)有権者騙しを目的に論を立てる石破茂は、学術的に論及した著作すべてを、憎悪をもって徹底排斥し意図的に読まない。

(備考)中川八洋小林よしのり《新・天皇論》の禍毒』、オークラ出版

 石破茂の国防談義が、軍艦のプラモデルごっこを出発点に目を覆うほどいい加減な知識で論じているように、石破が語る主張は何であれ全て“いい加減”の投げやりが基調。石破の歪んだニヒリズム人格と凶暴な共産主義者の大量殺人願望とが、石破談義の背後にある。  

 さて、日本では、天皇制度護持の立場からの皇位継承の専門家は、宮内庁にいるのかどうかは別とすれば、学界の学者や巷間の評論家をくまなく詳査しても、私一人しかいない。渡部昇一八木秀次は、気持ちの上での天皇制護持は確かだが、知識が極度に貧困すぎる。

 他の民族系諸氏は、小堀桂一郎百地章のように、共産党系の皇統断絶策が脳細胞のほとんどに染み込んでおり、彼らは現実の所属セクトからではなく、思想上では天皇制度廃止論者に括るのが正確な学術的分類。櫻井よし子は、その知見の度外れの低さには絶句するほかない知的水準問題よりも、血統が日本人でないことや、不潔感が漂う“エロスを売る《論壇の壇蜜》”型の売女性など、正常で健全な日本国民なら気持ちが悪くて読めるものではない。

 天皇制度護持の立場からの皇位継承の基本知識を日本国民であれば身につけるべき。そのためには、次の著作を精読的に読了することを絶対に欠いてはならない。

 

天皇制度護持の立場から必読すべき皇位継承学五点】   

井上毅皇室典範義解』、1889年。百二十年を経た2015年、復刻版を「呉PASS出版」が出版。   

井上毅「謹具意見」、『井上毅傳』史料編第二。   

中川八洋『皇統断絶』、ビジネス社、2005年。   

中川八洋女性天皇は皇室廃絶』、徳間書店、2006年。   

中川八洋悠仁天皇皇室典範』、清流出版、2007年。

 

 上記の石破茂愛読10冊の中には、この五点は一点もない。これだけでも石破茂コミンテルン系の天皇制廃止論者であることが、如実に証明されている。尚、(意図的・無意識を問わず)天皇制度廃止を目指す表2の七名が執筆した書籍すべては誤謬と改竄・歪曲だらけ。これらの誤謬と改竄・歪曲については、「中川八洋皇位継承学三部作」で学術的に指摘しているから、「中川八洋皇位継承学三部作」を参照されたい。

皇室典範」破壊に暴走する石破茂の“真赤な噓”捏造は、ロス疑惑三浦和義を越える“悪度”

 さて、ブログ(2017年1月31日)で明らかになった、「石破茂の四基本原則」を解剖するとしよう。

1、「生前ご譲位」を、恒久的な制度にすべく皇室典範を改悪せよ。

2、象徴天皇とは死ぬまで働く“国民の奴隷”だから、摂政では「国民統合の象徴」は代行できない。

3、「生前ご譲位」の国会議決は、百名近い天皇制廃止主義者を含め、衆参とも全会一致にせよ。

4、「安定的な皇統継続」という嘘を口実に、天皇制度廃止に直結する女性宮家を創設せよ。

 党内で大きな勢力を構成している北朝鮮人議員を中核とする民進党と、基本的には何から何まで同じ主張である。石破茂民進党からの自民党へのスリーパーだと断定して良い。もっと分析すれば、共産党党本部の指示通りに煽動報道キャンペーンを張る朝日新聞の記事とも、「石破茂の四原則」は寸分たがわぬ一致ぶりを見せている。つまり、「共産党の党本部→皇室典範改悪を狙う朝日新聞の煽動報道→民進党皇室典範改悪運動/石破茂皇室典範破壊」という、命令の系譜or思想の系譜が浮かび上がってくる。

 だが、野田佳彦が首領となってノンポリ大島理森を窮地に追い込んだ「民進党皇室典範改悪運動」と、石破茂皇室典範破壊のための四原則」とを、具に精査比較をすると、驚くなかれ、石破の方が民進党より十倍以上も過激。これは、上記四原則の第二項で歴然。

 まともな日本人なら誰一人として、「天皇は“国民の奴隷”だ」等とは発想しない/発想できない。だが、血塗られた凶悪な天皇ヘイト感情をもつ石破茂は、自分の天皇憎悪を爆発させ、「天皇は公務に精を出して駄馬や奴隷のごとくに働け」「もし公務に精を出せないなら、天皇の地位にいるな!」と絶叫する。父親石破二朗は、権藤成卿橘孝三郎らと同志の農本主義系の共産主義者だったが、石破茂は一気にコミンテルン直結のコミュニストへと、父親以上に左傾化した。石破茂は、得意の意味不明な詭弁と大嘘を並べて、こう述べる。

憲法第一六条は、・・・摂政を置くと定めており、天皇が国民統合の象徴としての責務を完璧に果たせなくなった場合は想定していない」

「公的なご行為は摂政が代行することはできず、本来、ただ一つである天皇の権威を損なうことにもなり」(三頁)

 憲法摂政を置くと定めているのは、第五条。第一六条は「国民の請願権」の定め。石破が、何かを丸写しにして、これをブログにアップした証拠。が、今は石破が丸写しにした虎の巻については言及しない。

 摂政に関する皇室典範の定めは、第一六条から第二一条。現行皇室典範は1947年5月3日の施行であり、天皇を「国民統合の象徴」と定めた第一条が有る現行憲法の施行日と同時。  

 つまり、皇室典範における摂政規定の計六ヶ条は、憲法第一条「国民統合の象徴」と憲法第五条「摂政の設置」との整合において定められている。ところが、“日本一の大ウソつき男”石破茂は、皇室典範を死文化させて消滅させようと企み、「皇室典範は、現憲法よりはるか昔に定められたもの」という嘘を捏造している。

 次に石破茂は、何でも消すのを特技とするマジシャンを真似て、現憲法の第五条は存在しないことにした。石破茂を超える“悪の詐言師”は日本にはいない。石破茂国会議員の地位にある間、検察庁はすべての詐欺犯を免責し起訴してはならない。“天下一の詐言師”石破茂を無罪放免にしているのだから、法的正義の衡平において、彼らの免責・不起訴が正当である。  

 さらに石破茂は、“奇妙奇天烈な妄言・暴言”「国民統合の象徴として天皇の責務」とやらを捏造する。天皇の権能は、憲法第七条「国事行為」として明確に定められている。また、その委任については、第四条が定めている。憲法第五条「摂政」は、第四条に連動した定め。

 天皇が国事行為を身体上の問題から行えなくなった場合を想定して、憲法は国家機関「摂政」の制度が定めたのに、“コミンテルンの権化”石破茂は、「摂政では国民統合の象徴の責務は行えない」という荒唐無稽な詭弁を弄する。それは憲法違反/憲法無視の暴言である。

 石破茂が企図する大犯罪の犯意は何であろうか。答えは、もう明らか。もう一つのトンデモ真赤な嘘「公的なご行為は摂政が代行することはできず」をでっち上げるためである。

 石破茂は、憲法が定める「天皇の国事行為」の方を、慣例や天皇のご希望で行われる「天皇のご公務」より下位のご行為(=お仕事)だと、上下関係を逆立ちさせて貶める詭弁を展開している。「天皇の国事行為」は「天皇のご公務より重要ではない」によって、「天皇の国事行為」を将来では衆参議長や官僚に代行させ、「天皇の国事行為」を定める憲法第三~七条を死文化させて抹殺せんとしているのである。

 要は、石破茂とは、皇室典範第一六~二一条と憲法第三~七条の、それらの死文化・空文化による天皇制廃止運動に驀進している。皇室典範が全面的に破壊されるに到る「石破の詭弁と大嘘」は、実は共産党民進党も、バレルのが怖く口にするのを憚っている。石破茂と同趣旨を公然と主張したのは、朝日新聞だけしかない。

 石破茂は、河上肇を継承する教条的な共産主義者として、「コミンテルン三二年テーゼ」を遵奉して天皇制度廃止革命を大推進している。

 「石破四原則」第一/三/四項については紙幅の関係もあり、ここ二ヶ月以内に別稿で論じる。特に、「石破原則」第一項は、腰を抜かすほど真赤な嘘はなはだしいものだから、腰を据えた批判を行う予定。次回は、旧皇族皇籍復帰と宮家邸をどうするかについて論じる。

天皇制護持派かにみせる嘘ペンキを顔中に厚く塗りたくった石破茂の鉄製仮面の下を観察しよう

 石破ブログの異様さは、冒頭に、農本主義者の父親石破二朗の雑談回顧に始まり、昭和天皇崩御に到る無意味なエピソードを13行も掲げている、この冒頭記述で誰でも直観する。石破茂がさも天皇制護持であるかに自己宣伝アピールをしなければならない偽装ペンキ塗り作業ではないか、と。

 本当に石破が天皇制護持なら、こんな冒頭自己弁明をする必要はない。例えば、私・中川八洋がわざわざ、「天皇・皇室を尊崇している」と、冒頭でもどこでも決して書かない。必要がないからだ。石破茂は、コミンテルン系の天皇制廃止論者である本心がばれるのではないかと常に怖れている。  

 ちなみに一般の皇室尊崇者なら、「きのう大手町に用事があったので、ついでに皇居の濠端(大手濠公園)にある和気清麻呂銅像に拝礼してきた」などと、さらりと語る。熱烈な皇室尊崇の日本人なら、京都市右京区高雄に登って神護寺和気清麻呂公の霊廟をお参りしてきたなどという。神護寺までいけない者は、京都御所の向かい側にある護王神社(祭神は清麻呂公)に参詣したりする。

 つまり、ブログ冒頭で、石破茂が得意然と語った擬装用の詭弁は逆効果で命取りになったようだ。これまで一度も神護寺清麻呂公霊廟」にも護王神社にも参詣していないと自白したのだから。

(3月13日記)

 

関連エントリ

生前ご譲位は皇位断絶への道

 

1、太田光中沢新一憲法九条を世界遺産に』、集英社新書、56頁。

2、「現代のタブーに挑戦する」『論争ジャーナル』、1967年12月号、13頁、17頁。

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