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中川八洋掲示板

世界の現状は、日本の国家安全保障の危機を加速しています。この急迫の時局において、刻々と変遷激しい国内外の事態を冷静に俯瞰できる力を与えてくれる、大容量の真正の知識こそ、いまの日本人に必要なものです。当ブログは、国際政治学者・中川八洋筑波大学名誉教授の個人ブログです。

“平成の尾崎秀実”田久保忠衛の怖ろしい正体 ──“隠れ共産主義者”田久保の“保守偽装”演技力は、尾崎秀実の百倍

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋 

田久保忠衛は、天皇制廃止の“共産党の別動隊長”──産経新聞社幹部の常識‼  

 産経新聞社は、2013年、実に「問題が多い」というか、「朝日新聞が書いたとしか思えない」というか、極左一辺倒の憲法改正試案を発表した。この赤色と「反日」色が基調の産経版憲法改正試案は、余りにひどい質的劣悪さに世間からソッポを向かれ、読んだ日本人がほぼゼロだったために、吟味されることも議論されることもなく、お蔵入りしていた。  

 しかし、安倍晋三が、今年(2016年)夏の参議院選挙で憲法改正を争点にすると宣言した以上、このトンデモ産経版憲法改正試案にも、もしかすると、多少の関心が注がれるかもしれない。毒入り団子を一般人に配布してはならないように、赤色を白色で隠した産経版憲法改正試案を、正しい学術的解説なしには、一般日本人に垂れ流してはいけない。そんな無慮の放任は、日本国の存立を危殆に瀕しせしめるほど、害毒が計り知れなくなる。  

 これが、一読する価値もない、お蔵入りしていた劣悪なトンデモ産経版憲法改正試案をあえて遡上に載せて、私がわざわざ解説する理由である。  

 産経版憲法改正試案が共産党系一色なのは、「天皇は、男系男子に限る」とした現行憲法を、公然と女性天皇を可とする」改悪を提唱していることで一目瞭然だろう。いったん、女性天皇になれば、その直系とは女系だから、これは共産党が画策する女性天皇女系天皇論以外の何ものでもない。

 つまり、狡猾な産経新聞は、朝日新聞のような最初から「女性天皇女系天皇による、即効的な天皇制廃止」ではなく、「第一段階は男系の女性天皇、第二段階にその直系の女系天皇にする、二段階方式の天皇制廃止」である。経路を緩やかにする若干の違いはあるが、天皇制廃止を目指す共産革命の目的で産経新聞朝日新聞とは寸分の相違はなく、完全な同志である。

 産経新聞とは丹頂鶴のため素人は騙されるが、実は、“朝日新聞KGB分室”が正体。だが、産経版憲法改正試案は、産経新聞が“朝日新聞KGB分室”であることを見事に露呈させた。

 「産経新聞=丹頂鶴」とは、頭のてっぺんは赤いのに体は白色が主な基調の丹頂鶴と同じく、産経新聞社の社長以下の役員全員が共産党員か共産党シンパであるのに、一般平社員の中には結構な「右」もいる、産経新聞の思想的な二層構造を表徴する文学的表現である。

 だから、頭のてっぺんが赤い産経新聞は、産経版憲法改正試案の起草委員長にロシアKGBSVR工作員で“隠れ共産主義者”田久保忠衛を、副委員長格に日本共産党秘密党員の教条的共産主義者・佐瀬昌盛を公然と選んだ。両名とも憲法学とは全く無縁の“憲法学のド素人”である。

 田久保が筋金入りの共産主義者で、ハンブルグ特派員時代から一貫して熱烈なロシアKGB第一総局直属であることを知らない産経新聞社の幹部など一人もいない。産経新聞社は、民族系の読者を抱える以上、新聞の売れ行きに響くので秘密にしているが、朝日新聞と同じく天皇制廃止を絶対的な社是としている。だから、天皇制度の死守論・擁護論に立つ「保守系」産経記者が、過去数十年にわたって一人残らず左遷された。この事実は、天皇制廃止が絶対社是を知れば、納得できよう。

 さて、産経版憲法改正試案起草員会のメンバーは、次の5名。その素性は、いずれも怪しげさでは天下一品の人物ばかり。特に、田久保忠衛佐瀬昌盛は、偽装に長けていて、本心隠しの世間騙しに成功しているが、両名は「コミンテルン32年テーゼ」を奉戴する天皇制廃止の狂信者である。

 

表1;「保守」排除の産経新聞社とは、「民族系」演技で商売する“朝日新聞KGB分室

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第一節 田久保忠衛が主導した、危険な産経版憲法改正試案  

 産経新聞社の真赤な憲法改正試案は、2013年7月に『国民の憲法』として出版した(注1)中川八洋憲法改正草案を纏めた拙著『国民の憲法改正(ビジネス社)となんともよく似たタイトルで、紛らわしい。それはともかく、この産経版『国民の憲法』を俎板に載せ、順次、解剖していく。

1、「女性天皇/女性宮家女系天皇天皇制度の廃止」を狙う産経新聞

最初に、産経新聞社の社是である天皇制廃止を巧妙かつ狡猾な表現で高らかに謳っている「第三条」から始める。頁数は、注1の産経新聞社版『国民の憲法』。

皇室典範の定めるところにより、皇統に属する男系の子孫がこれを継承する」、216頁。  

 これを、現行の憲法皇室典範と比較する。あっと驚くほどの改悪がすぐ露呈する。現行憲法の第二条は「皇位世襲」と定め、皇室典範第一条で「皇位は、皇統に属する男系の男子がこれを継承する」と定めている。皇統護持を世襲の義務としてこの日本国に生を受けたわれら日本国民が、命を捨てても守り通さねばならないものは、「世襲」と「男系の男子」の二つの制度である。だが、産経新聞社は、この「世襲」と「男系の男子」の二つの言葉をバッサリと消し去っている。

 まず、「世襲」は、「家」継承主義である武家の習いである養子制度を排除して、血統主義を絶対とする制度を指す言葉。日本の皇室が、二千年間の歳月を通して守り抜いた偉大な皇統は、この「世襲」故に、至高に尊貴となるのである。  

 次に、「男系の子孫」と「男系の男子」とは、天と地ほどの相違がある。「男系の女子」も「男系の子孫」であるから、これは“女性天皇”を期待してのもので、日本国の天皇の男系男子に対する共産革命である。そして、男系男子の絶対ルールがあるからこそ、“中継ぎ女性天皇”が“中継ぎ”として、その後の男系男子の天皇に戻しうるのである。わが日本国の皇統は“男系男子”であって、これ以外の正統しょうとう、注)原理は存在しないし、存在させてはならない。

注;正統は「しょうとう」と読み、「せいとう」ではない。前者はright lineage、後者はlegitimacy。意味が全く異なる。北畠親房の『神皇正統記』の「正統」を「しょうとう」と読むのは、正統legitimacyでないからである。

 だが、隠れコミュニストで“偽装の達人”田久保忠衛は、天皇制廃止の共産革命を目指し、「男系男子」という皇位継承の絶対原理を破壊しようとしている。

2、「女性宮家」による天皇制廃止を目論む、傲慢と無知の“民族系偽装屋”百地章

 首相・小泉純一郎の「改革」大ブームに便乗しての「女性天皇女系天皇女性宮家」が、日本中に木霊した2004~2006年、ただひたすら沈黙して、「女性天皇女系天皇女性宮家」問題に一言も発しなかった西尾幹二田久保忠衛の両名に対して、「天皇制度廃止ではないか」と怪しむ声は多かった。

 この世間の疑問は実に正確であった。西尾幹二は、「女性天皇女系天皇女性宮家」の嵐が過ぎ去った後に、この嵐が吹き荒れた間は岩陰に隠れるように逃避していた自分の行動の隠蔽も兼ねて、さも自分が天皇制度の熱烈な擁護者であったかの演技をすべく、『皇太子さまへのご忠言』(注2)を出版したり、某出版社の共産党員編集者と昵懇であるように思想的にも人格的にもかなり問題が深刻な竹田恒泰との対談本(注3)を出したりと、“狡猾なペテン師評論家”西尾幹二は、自身の真像隠しに狂奔した。しかし、教養あるものが一読すれば『皇太子さまへのご忠言』が天皇制度廃止であることが透け透けに見えるから、西尾の、ニーチェヒトラー主義の極左信条に立脚した、自分の共産主義シンパ性を隠蔽する工作は、実は失敗したといえる。

 この意味で田久保忠衛の方が、西尾幹二より一枚上手だった。なぜなら田久保は、西尾のような見え透いたペンキ塗り工作をしなかっただけ、2004年から2006年にかけての不審行動を、世間が完全に忘却してくれたからだ。  

 これはさておき、この節で論じるのは、伝統的な民族系と目されてきた百地章についてである。インターネットを覗くと、百地章について、天皇制廃止が心底の本心ではないかとの疑念を呈している教養ある日本人は、意外に少なくない。この疑念は正確で核心を衝いている。

 なぜなら、百地章は、共産党に与して、「女性宮家」創設を支持する、その急先鋒の一人であった。「女性宮家」論は「女性天皇女系天皇」主義と同義だから、百地章の表向きの「女性天皇女系天皇に反対!」は、実は百地の本心ではないということだ。

 百地のトンデモ女性宮家論は、既に『撃論』第五号で解説した(注4)。詳細は、それを読んで頂きたいが、概略は次のようなことである。頭が際立って悪い百地章は、皇統史に関する知見はゼロ。だが、傲慢とデタラメ一路の人生観をもつ百地章は、自らの無学・無教養の極みを恥じず、次のような真赤な噓歴史を嘯く。

皇室典範を改正して〈養子制度〉を復活したり」(注5)。  

 皇位継承の“法”「皇統に養子なし」「宮家継承に養子なし」は、2000年間守られた、わが日本国の偉大な皇位継承の大原理である。だから、第2代の綏靖天皇から第125代の今上天皇に至るまで、血統においてすべて父方を辿れば初代の神武天皇に辿りつく。これが、武家の「継承の慣習とは似ても似つかない、日本皇室の“男系男子絶対の皇位継承”であり「男系男子の血統」継承である。

 当然それは、血統における男系での完全無欠な継承を毀損する、他家からの“養子”を断固として排斥する。これについては、天皇および宮家で過去二千年、例外はない。だから、“中継ぎ”で即位された男系女性天皇は、皇配を持つことはできなかったのである。  

 歴史上にご存在される“中継ぎ男系女性天皇”八名すべては、例外なく、寡后か寡妃か独身であられたのは、この大原理原則を課せられたからである。天皇位の女性天皇で男性との関係があったのは称徳天皇お一人がおられるが、相手の僧・道鏡との関係は、称徳天皇が満四四歳を越えられて、ご懐妊の可能性がゼロになられてからだった。日本国の皇統には女性天皇の皇子皇女がゼロである理由は、偶然ではなく、伝統的な皇位継承法を遵守されたからである。  

 “養子の禁止”と“ご懐妊の禁止”は、中継ぎ女性天皇が絶対に遵守すべき“鉄の規範”であった。憲法第九条は改正して建軍の大義を明らかにする国防軍の保有条項に是正すべきだが、「天皇・皇族は養子をすることはできない」の皇室典範第九条は一億日本人が命を捨てても永遠に守り抜かねばならない第九条である。  

 すなわち、憲法学政教分離も間違いだらけの“馬鹿アホ六流学者”の百地章とは、日本共産党天皇制廃止革命に与している極左国賊であって、それ以外ではない。

 百地章が、“頭のてっぺんが赤い丹頂鶴”産経新聞社がつくる白皮で赤い餡子を包んだ毒入り産経版憲法改正試案づくりに協力し、札付きコミュニストの田久保や佐瀬の一味となり、「世襲」「男系男子」という皇統護持の二大原理の抹殺を推進した理由は、これで十分に明らかになっただろう。

3、日本の固有の領土を「ロシア/中共に献上してよい」と条文化した産経憲法試案

 産経新聞憲法改悪は、巧妙に「日本の国体(国柄)立憲君主国である」(第一条、216頁)などの嘘ラベルで隠蔽した天皇制廃止だけではない。数十か所に亘って、白色の嘘ラベルに包んで真赤に熟れた赤いトマトがずらっと並んでいる。このすべてを論じたいのだが、紙幅がない。本稿では、二つだけ取り上げ、それを簡単に触れておくにとどめる。

 その一つとして、“純度100%のロシア人”で極め付きの対ロ売国奴田久保忠衛/佐瀬昌盛が起草した痕跡が生々しい、日本国の領土を隣国にいくらでも献上することを狙った、憲法に全く不必要な盲腸条項というより、祖国叛逆の売国を正当化する“極め付きの反日条項”を例に挙げる。産経新聞社版の第十二条が、それである。

「日本国の領土は、日本列島、付属島嶼および法律で定める島嶼である」、220頁。

 領土とは、祖先が現世代に相続させたものであり、そしてそれを子孫に相続させていくものである。この相続において領土はその国家・その民族の領土となるのであって、国際法もこの法理において領土を定めている。ハーグ国際司法裁判所判例もこの法理を根底にしており逸脱したことはない。

 だが、田久保や佐瀬が仮にロシアKGBSVR工作員でないとした仮定上で、この「反日産経憲法第十二条を一瞥しても、田久保忠衛/佐瀬昌盛/百地章たちは、領土も国際法もそのイロハすらわからぬ“超アホ馬鹿マヌケ大学教師」谷沢永一の名言)ということになる。まず、国内法の法律で定めれば、北方領土竹島も返還されるとでもいうのか、と自問すれば明らかなこと。領土とは100%国際法と歴史で定まるもので国内法律など一切関係しないことすら、ゴロツキならず者や学歴の低い劣悪な記者や社員しかいない“日本一の低級紙”産経新聞社は理解できない。

 皇位継承法=皇室典範が、国会で立法される法律と扱うことは極めて不適切な、憲法より“上位の法”であるように、領土もまた決して法律で定めてならない、法律を超える“上位の法=相続”に依拠するもの。しかし、“ロシア工作員の巣窟”産経新聞らしく、我が国の存立を危殆に頻せしめる“前代未聞の反日”条項である第十二条をつくった。産経新聞には、日本国を領土なしの亡国に誘導したいポストモダン系のアナーキズムが渦巻いているからである。 領土を決して法律で定めてならないことは、次のことを考えれば、小学生にもわかる事ではないか。

 例えば、中共が沖縄と九州を中共の領土だと法律で定めたら、沖縄と九州は中共朝貢しなければならないことになろう。あるいは、ロシアが北海道をロシア領と定めたら、北海道をロシアに献納しなければならないことになる。  

 だが、田久保忠衛佐瀬昌盛も、その人生を、北方領土をロシアに貢ぐための画策だけに投入した、祖国叛逆の大犯罪者である。法律で「北方領土を日本領でない」とさえ定めれば、それが事後法であっても、北方領土をロシアに貢げるよう日本国民を洗脳してきた田久保や佐瀬の永年の犯罪は“合法”となる。第12条とは、日本国への危害を考えれば大量殺人鬼より凶悪な田久保や佐瀬が、自分たちの犯罪人生を無罪放免にしたいという、犯罪者特有の情動と心理から起草されている。

4、産経憲法試案は、日本国を“多民族共生”の共産国に革命すると、前文で宣言  

 もう一例挙げておこう。産経新聞社は前文に、「日本は多民族共生の、周辺アジア諸国からの移民からなる人工国家artificial stateである」と宣言する「人種平等を重んじ、民族の共存共栄を図り」215頁と、奇怪奇天烈な言葉というより真赤な共産主義用語が掲げられている。

 日本国は、縄文時代人はともかく、弥生時代からは日本人/日本民族の祖先たちが営々と築き上げた、数千年の歴史の堆積で成り立った偉大な歴史ある国家である。即ち日本国とは、数千年の歴史と伝統と慣習を共有する血統の民族共同体である。これこそはまた、数千年の歴史と伝統と慣習の民族共同体である、といってよかろう。

 そんな日本が、どうして民族の共存共栄の国家なのか。田久保や佐瀬という“稀代の凶悪コミュニスト兄弟”は、日本人を騙すため、「多」という一文字を削る誤読用テクニックを駆使しているが、この“ペテン師語”「民族の共存共栄」が、多民族・多人種からなる大植民地帝国か人工国家かしか指さないことは、自明にすぎよう。

 米国は七%の黒人奴隷を米国民としたため「多人種間の)人種平等」という概念はあるが、「多民族間の)共存共栄」などという法的・政治的概念はまったくない。米国とは、世界中いかなる戦場でも国の命令であれば銃をとり命を捧げる、星条旗に忠誠を誓う愛国者からなる国家である。米国は、中世英国の騎士道を理念として建国された国家を源流とする、真正の愛国意識が強烈なイデオロギーとして漲る国家であり、「民族の共存共栄」などという危険思想は、ひとかけらも存在しない。

 つまり、田久保や佐瀬は、狂信的なコミュニストとして、日本を「多民族が共存共栄」する共産国家に改造すると、この共産主義者特有の極左用語で闡明している。

 そもそも、「人種平等を重んじ、民族の共存共栄を図り」とは、日本をさも多民族が集う国際機関に擬え、日本国憲法を準・国際連合憲章とすることに他ならないことだから、日本国が“血統の民族共同体”“歴史と伝統と慣習の民族共同体”であることを憎悪し全否定する共産主義イデオロギーなしには、万が一にも発想されない。日本国憲法とは、墓石に眠る日本民族の祖先たちの叡智が息づくものでなければならない。当然、人工的なもの/現世代の頭や理性から創造させたものは、須く排除されていなくてはならない。

 紙幅が足りない。朝日新聞の主張を迂回的に掩護して、わが日本国の存立を危うくする、赤色毒物を糖衣錠で包む奇奇怪怪な産経新聞社憲法試案の徹底的解剖は、他日に回す。ために、本稿を舌足らずのまま擱筆する。了とされよ。

第二節 祖国裏切りの犯罪者・田久保忠衛は“保守偽装の天才”  

 さて、田久保忠衛について、その正体を明らかにしておかねばなるまい。なぜなら、田久保忠衛は、「親米保守」を偽装すること天才級の演技力を持つ“ロシア人”。しかも、血統が北朝鮮人ならいざ知らず、れっきとした日本人。すなわち“平成の尾崎秀実”というべき、ロシア工作員田久保忠衛の正体を知らずして、日本を守る愛国者になることはできまい。  

 田久保忠衛が、自らをロシア工作員だとカミングアウトしたのは、2007年10月、自伝的な回想記『激流世界を生きて』(注1)の出版においてであった。これ以来、田久保忠衛をロシア工作員でないと考えるものは、専門家筋や「業界」には一人もいない。世界の諜報関係筋でも完全確定し、不動の真実として扱われている。

 巷間で「田久保忠衛=ロシア工作員」説が浮上したのは、その数年前の2001年。田久保忠衛が『新潮45』2001年9月号に、業界筋では腰を抜かした者もいる、論稿「〈最後の国士〉末次一郎の遺言」を平然と書いたからである。末次一郎がKGBプリマコフ機関の“日本細胞のボス”であるのは、全世界の諜報機関のイロハ的な常識。

 田久保は、この2007年、何を思ったのか、『激流世界を生きて』の出版とともに、もう一つ、自らを“ロシア国民”だとカミングアウトする行動をとった。それが、日本会議が主催した“KGB下級工作員”名越二荒之助の「お別れ会」(注2)のリーダーを務めたからである。

 シベリア抑留中に共産主義の思想と対日偽情報工作の訓練を受けた北朝鮮人の名越二荒之助は、東北かどこかの地ビールに「東郷ビール」なる嘘ラベルを貼って“フィンランドから輸入したビール”だと宣伝して金儲けをする根っからの詐欺師。この名越を刑務所送りにせず、大々的な「偲ぶ会」を開催した日本会議田久保忠衛の祖国叛逆度は、まさしく犯罪者のレベル。犯罪者同士の結束は固いというべきか。  

 田久保忠衛は死んだら、プーチンから「ロシア連邦国家友好勲章(旧レーニン勲章)」を間違いなく授与されるだろう。“平成の尾崎秀実田久保忠衛を、プーチンがゾルゲ級に扱っているからだ。

1、田久保忠衛は“GRU→KGB”の末次一郎を継いだ、ロシア対日工作網の大ボス

 ロシアKGB第一総局の対日工作部門は、戦後一貫してコワレンコが永く総括してきた。コワレンコの高齢化と引退によって次世代に入ると、プリマコフやキリチェンコあるいはサルキーソフらが手分けして日本のロシア工作員たちの指導監督を行うようになった。

 瀬島龍三や袴田茂樹は、永くコワレンコが直轄する日本人ロシア工作員だった。コワレンコ引退後に、誰が瀬島や袴田の担当になったのか、私は不勉強で知らない。産経新聞の専務である“対日工作員”斎藤勉や内藤泰朗は、キリチェンコが担当していた。木村汎の1980年代以降は、サルキーソフが担当だった。

 末次一郎は、帝国陸軍中野学校在学中にロシアGRU工作員になった。近衛文麿尾崎秀実と同じである。戦時中は、ベリア系のNKGB(1953年以降はKGB第一総局)スターリンの粛清が激しく、アジア担当の多くの工作員はNKGBからGRUに転籍した。対外工作の三機関である、コミンテルン/NKGB/GRUのなかで、GRUだけは粛清の嵐が少なかったからである。ゾルゲも、コミンテルンからGRUに移った一人。

 末次一郎は、戦後進駐してきた、反共反ソのGHQに逮捕されると考え、終戦と同時に北海道の山中に潜伏した。日本の将兵2万人を屠殺的に殺戮するのが目的だったノモンハン戦争を企画し遂行した“ソ連人”でコミュニスト辻政信東南アジアから支那大陸に潜んだが、末次の北海道潜伏は、この辻政信と同じ理由である。

 だが、GHQのソ連工作員リストに自分の名前がないことをソ連政府代表部から連絡を受け、末次は1949頃から東京で愛国者演技の政治運動屋として活躍するようになる。帰還シベリア抑留者の生活の面倒などは、末次の偽装を確実なものにした。

 ロシアの対日工作は、1953年以降、主力がGRUからKGBに移り、瀬島も末次もKGB工作員となった。末次一郎がロシアからの命令を完璧にこなした最初の仕事は、「沖縄返還に際して沖縄の米軍核兵器をすべて撤去させよ」であった。末次が創った、佐藤栄作首相を洗脳する偽情報発信機関が、1968年に発足させた「沖縄基地問題研究会」であった。これが、佐藤栄作をして“核抜き沖縄返還”に拘るように仕向けることに誘導した一つとなった。

 これに味を占めたモスクワのKGB第一総局は、末次一郎に、次の仕事として“日本の北方領土返還運動”の完全な潰しを命じた。末次が、1973年に「日ソ(露)専門家会議」を立ち上げたのは、これである。この表向きの日本側代表に“稀代のスターリン狂”猪木正道を担ぎ、ここに日本のロシア工作員のうち大学教授の肩書のある者を結集することができた。

 俗にいう“猪木グループ”とは、このように、実際には末次一郎が資金を含めて運営していたのであり、“猪木グループ”を実際に牛耳っていたのは、モスクワのKGB第一総局のプリマコフであった。プリマコフの偽装肩書は、IMEMOソ連科学アカデミー・世界経済国際関係研究所)の“学者”だが、実際は、一貫してKGB第一総局の高官。

 なお、“猪木グループ”の国内マネージャーが、江藤淳が蛙顔だと蛇蝎のごとく嫌った、『中央公論』編集長上がりの粕谷一希。“猪木・末次グループ”に活字媒体その他で援護し続けたのが、朝日新聞KGB分室”が本当の正体の産経新聞。1980年代初頭、ブレジネフ・ソ連共産党書記長が、「産経新聞社には感謝に堪えない」と発言したことがある。このことを指すのか、これ以外を指すのか。

 “対ロ売国奴の鬼才”末次一郎の遺志を継いで、日本をロシアの属国にする悲願を達成すべく、今、あらん限りの悪知恵を絞る「反日」狂が田久保忠衛。日本国を地球から消したい対日怨念に燃える“ロシア人”田久保忠衛にとり、末次一郎こそは“ロシアの対日工作の師匠”であった。

 田久保忠衛が、末次一郎を“最後の国士”と称えるのは、『田久保語録』では、“最後の国士”とは“最高のロシア対日工作員”という意味だからである。田久保忠衛が“愛国者の日本人”というとき、ロシアを祖国とする日本人のことを指すが、これと同じである。

 このように田久保忠衛は、転倒語を駆使する嘘吐きの才に抜きんでている。そのレベルは、“ロス疑惑朝鮮人三浦和義もびっくりの天才級。STAP細胞を捏造した小保方晴子氏は、田久保忠衛に弟子入りして、もっと嘘つきの技を磨くべきだった。

2、KGB高官プリマコフに末次一郎の手紙を届ける“完全ロシア人”田久保忠衛

 奇妙で不可解な論稿「〈最後の国士〉末次一郎の遺言」の中で、目にとまった一文がある。「1987年にモスクワに行く前に末次に訪ソの計画を話したら、プリマコフが夫人と子息を相次いで亡くしたので、ロシア語で書いたお悔やみの手紙を手渡してほしいという。・・・手紙を開封したプリマコフは目を潤ませていた。」と書いてあったからだ。この続きもすごい。

「末次は別途プリマコフに般若心経を送り、逆境に置かれた時の仏教的覚りを説いた。プリマコフは、これを額に入れて自宅の玄関を入った所に今でも掲げている」(注3)

 この記述は、ソ連共産党員の共産主義者であるプリマコフの自宅に、また対外謀略を担当する巨大官庁KGB第一総局の高官プリマコフの自宅に、田久保忠衛が自由に招き入れられる事実を赤裸々に明らかにするからだ。ソ連共産主義者でない者やソ連工作員でない者は、必ず“敵国人”と括り、監視下におく。上記のプリマコフとの交友関係の事実は、田久保忠衛共産主義者でソ連工作員である紛れもなき証拠である。

 田久保忠衛とそれを囲むロシアKGB工作員の主要な仲間たちを図1に描いておく。日本とは、このような怖ろしい“敵国から侵入した田久保忠衛細胞”を放置している。これこそは、日本が自ら祖国の国防を全く忘却・放棄した“反・国家”である証拠。日本国が生存し続けることはありえまい。

 国防とは、一に情報国防、二に軍事国防。国防のこの両輪が十全に回転し充分に強力であることが、一国の存立を安泰にする。しかるに、日本の軍事国防は、例えば陸自の戦車が三千輌へと正常化する方向での増強とは逆に、安倍晋三が音頭をとって三百両への大激減を命令して、崩壊的に超貧弱化させられている。そして、日本の情報国防の状況はもっと深刻。日本は一切しないからだ。

 この無・情報国防の状況が、日本中を数千名になるだろうロシアKGB工作員が跳梁跋扈する現実を産んだ。1982年のレフチェンコ証言に対してすら、日本は無為無策だった。日本は1952年の主権回復以来すでに六十年間以上、無・情報国防を続けている。この状態に日本人はいささかの恐怖も感じていない。日本人には国を守ろうとする気概はおろか、そのような気持が一欠けらもない。

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3、田久保忠衛鈴木宗男佐藤優バッシングは、自分の“祖国反逆の大犯罪”隠し

 相手を「国賊」と罵り合って抗争する二つの犯罪団体に対する正しい対処は、双方を公正に「国賊」と認定し双方を日本国から完全に一掃すること。言うまでもなかろう。日本で暗躍する無数の祖国叛逆ロシア細胞のうち二つ、田久保/佐瀬らが引き継いだ “(元)猪木・末次グループ”と“鈴木宗男佐藤優東郷和彦グループ”は、仲が悪く、抗争している。ために、教養が低く無知な民族系は、後者が悪で、前者が善だと短絡的に即断する。愚かさ馬鹿さも、ここまでひどいと絶句するほかない。

 両グループは、暴対法で殲滅されるべき分裂した山口組と同じく、ともに一斉検挙して刑期二十年以上の刑務所送りを課すべき、日本国を危害する犯罪者たちである。日本に治安維持法を後継する外患誘致の法律/領土毀損の法律を立法していないことが、両グループの“日本国領土のロシア献上”策謀行動を阻止できなくし、日本国を亡国に繋がる惨たる危険情況に追い込んでいる。

 田久保や佐瀬のやり方はこうだ。悪名高いロシアKGB工作員鈴木宗男は、子飼いの佐藤優(父は北朝鮮人、母は沖縄の共産党員)と組んで外務省内の親露派外交官を糾合して巨大なロシア細胞を永田町と霞が関に創り上げた。この動きに「しめた!」とばかりに、鈴木宗男佐藤優をバッシングをして、自分たちがさも“ロシアKGB工作員群”でないかの演技をしようと、月光仮面をかぶったのが田久保や佐瀬たち。例えば、2001年6月29日付け「対ロ政策を考える会」の提言は、この一例。

 「対ロ政策を考える会」のメンバー十名のうち、七名は名うてのロシアKGB工作員。末次一郎/袴田茂樹/飯田健一/佐瀬昌盛/澤英武/田久保忠衛/吹浦忠正である(注4)。この七名が、別のロシアKGB工作員群を罵っている様を、「日本全体がロシア工作員ばかりになっている」と、祖国の暗澹たる惨状を憂慮せず、アンパンマンバイキンマンをやっつけているとばかり、前者に拍手するアホ馬鹿の痴れ者たちが、日本では多い。例えば、不潔感が漂うエロスが売り物の“論壇の壇蜜櫻井よしこであり(注5)、無知を恥じない烏合のクズ人間が集まる日本会議である。

 よく考えてみよ。田久保・佐瀬グループも、鈴木宗男佐藤優グループも、KGB第一総局(SVR)の同じ部署の同じエリート官僚が同時に操っているのである。しかも、両者とも日本国の北方領土をロシアに献上することを目的として、日本国民と総理官邸とを騙すことに専念する祖国反逆者たちである。まさしく同一罪の同じ犯罪者で、差異はまったくのゼロ。日本国としては両者を同時に一斉にシベリア送りにしてこそ、唯一の解決策である。

4、田久保の任務の一つは、保守論客を監視しモスクワKGB第一総局への密告  

 田久保忠衛は、佐瀬昌盛袴田茂樹には与えられていない特殊任務がある。佐瀬も袴田も共産主義者であることは、専門家や「業界」ではバレバレ。だから、れっきとした「保守」は、佐瀬や袴田とは僅かも交流を持たないし、口もきかない。“論壇の壇蜜櫻井よしこ袴田茂樹と付き合っているのは、スーパー馬鹿だからか、日本人でない生まれの血統のためなのか。  

 KGBプリマコフ機関員の田久保忠衛が、「親米保守」を偽装した理由の一つは、日本の反ソ・反露の保守系論客と懇ろになり、それらの動きを逐一モスクワに密告するinformantの任務遂行のためである。田久保忠衛の監視の対象targetとなった、田久保の罠にかかったものを表2にリストする。  

 これら五名の動向は、モスクワのSVRファイルに詳細に残っているだろう。が、この五名に同情する必要はない。田久保忠衛の“役に立つ白痴”になったことを恥じるのが先決だろう。

表2;田久保が監視・諜報していた、五名の保守系人士

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5、ロシア工作員の偽装演技方法──田久保忠衛は、信条「反・日米同盟」を転倒  

 田久保忠衛が「親米保守」を偽装したのは、むろん上記の密告のためだけではない。密告は付随的。この擬装は、あくまでも自分のKGB工作員として、日本に対する偽情報操作を円滑にするのが主目的。問題は、田久保の偽装が超一流で、あの曽野明すら引っ掛かったレベル。確かに、「親米保守」である古森義久との対談本(注6)を読んでも、田久保は、非の打ちどころのいない「親米保守」の演技ができる。敵ながらあっぱれの見事さである。

表3;ロシア工作員たちの保守偽装/保守演技の常套方法

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 表3に、田久保グループ四名の、「保守」偽装方法をまとめておいた。日本の民族系は、日本会議の事務総長の椛島有三をみればわかるように、恐喝はうまくても所詮ゴロツキやならず者ばかり。だから、「日の丸」をちらつかせられると、すぐに愛国者だと誤認する。チョコレートにつられて、のこのこと誘拐犯についていく“知恵遅れの三歳児”が、日本会議二十万人会員の知的水準である。  

 それはともかく、日米同盟重視を絶叫してきた田久保忠衛が、実は、共産党と同じく日米同盟破棄論者であることを、以下、簡単に暴いておこう。KGB工作員の正体暴きの方法を、読者に教授しておきたいからだ。この方法の一つは、人脈の精査。田久保が、米国人のロシアKGB工作員ロナルド・モースとベタベタに昵懇な親友レベルの交友関係がある事実も、赤色の田久保忠衛の白色の仮面を簡単に剥がす貴重な証拠である。  

 モースは、「東欧解放」前に、モスクワのKGBからこれを事前通知され、日米同盟つぶしの対日キャンペーンを日本国内で開始した。『中央公論』編集部にも『正論』編集部にもロシアKGBの息がかかったものがおり、モース論文はすぐさま優先的に掲載された。

「もはや時代遅れである米日間の一方的な公的な安全保障上の結びつき日米安保条約を絶って、日本を日本のあるがままにさせることが必要である」(『中央公論』1989年12月号、124頁。11月10日 発売だから、この原稿は“ベルリンの壁”崩壊より前10月20日までに編集部に渡されている)。   

「米国の封じ込め政策(の対象国)は、今や、ソ連から日本に向けられています」(『中央公論』1990年1月号、138頁)。   

「いま米国は、ソ連と何か問題があっても、解決できます。ところが、同じ問題が日米関係の中で出てくると、全然解決しないんですね」(『正論』1990年2月号、121頁)

6、田久保忠衛を絞首刑にしない日本会議は、“日本を売るロシア会議”と改名せよ  

 尾崎秀実は、1944年11月7日、レーニンのロシア革命記念日に絞首刑となった。ならば、“平成の尾崎秀実田久保忠衛もまた絞首刑に処せられるべきではないのか。その日は、田久保が尊敬するプリマコフの命日6月26日がいいだろう。

 ただ、日本は戦後、米国からあれほどスパイを逮捕処罰する法整備をせよと強く迫られながら、朝日新聞産経新聞などKGBの巣窟となった日本の新聞社の反対キャンペーンに屈して、世界で唯一に外敵の国内工作を野放しにする異常な国家である。ために、田久保忠衛を逮捕し処罰する法律がない。  

 この状況下で田久保を処断する方法は、日頃さも“愛国心の権化”かのような“阿波踊りの愛国音頭”をがなり立てる日本会議みずからがそれを決行する他ないだろう。もし、日本会議がロシア工作員天皇制廃止の“狂信的共産主義者”田久保忠衛を処断せず会長職に留めおくならば、日本会議は自らを実態に正しく即した名称「日本をロシアに売る売国会議」に改名しなければならない。

7、北方領土に関し、民間団体の提言や交流を禁止する「情報規制法」制定を急げ  

 ロシアとは、チンギス・カーンのモンゴル帝国の後継国。ために、現在の対外政策も対外政治文化も、何と驚くなかれ十三世紀のモンゴル帝国のまま。ロシア外交には、欧米的なものは一切ない。だが、日本人はお粗末にも、いや危険にも、外務省を含めて、ロシアが二十一世紀の米国と同じ外交慣習を持っていると、誤認し錯覚している。

 このことは、日本人の誰もが、プーチンが“キプチャク汗国のバトウの再来”と正しく直視していないことで明らか。また、プーチンロシア帝国に対峙するに、もし北条時宗と同じ気概と魂を持たないとすれば日本を危殆に頻せしめる、とも考えないことでも明らか。

 モンゴル帝国とは何か。一言でいえば、「0.1%のモンゴル人だけで99.9%の他民族を完全支配できる」方法を発明した、人類史に稀有な天才帝国であった。実際にも、これを二百年以上実践した。例えば、中央アジアサマルカンドは人口20万人だが、ここを支配したモンゴル部隊は、町の外にテントを張って暮らす、たったの五百名。いつでも被支配の屈強な男児一万人がこの五百名を瞬時に殺戮できるのに、それが全く不可能だと洗脳されていた。 即ち、チンギス・カーンが発明した「99.9%の他民族を、0.1%支配する」方法とは、偽情報を流し相互監視されているとの恐怖を蔓延させ、「支配から脱することはできない」「言いなりになるしかない」という自縄自縛させる方法だった。現に、日本人は、「日本側が妥協しなければ、北方領土は還ってこない」と思い込んでいる。

 ロシア人しかできない自縄自縛の洗脳術に対処する方法は実に簡単。ロシアからの偽情報工作を遮断すればよいのである。要は、ロシアと接触した日本人すべては、総理大臣と外務大臣と外務省官僚を除き、北方領土問題を語ってはならないとの、情報規制を立法すれば済む。そして国民は、この二人の大臣と外務省官僚の言動を徹底的に監視することだ。

 事例を挙げる。売国奴の巨魁で“ロシア人”末次一郎が始めた、KGBが百%操作する、対日偽情報発信組織である「日ソ専門家会議」は、共産党秘密党員の佐瀬昌盛が継承して「新しい日ロ関係・専門家対話」と名称を変え、今なお公然と開催され、政界や外務省を徹底汚染する決定的な役割を演じている。この「新しい日ロ関係・専門家対話」を消滅させるだけで、北方領土の無条件即時奪還は、格段に現実味を帯びる。

 北方領土の奪還に関し、ロシアKGB第一総局(SVR)が必ず潜入して操る、日本の民間団体の提言や人的交流を完全に封鎖する情報規制法は、スウェーデン心理防衛庁が制定・実行している“国防意欲を減じるいかなる新聞テレビ報道も規制する”規制法を参考にすればよい。むろん、この他、図1にある田久保忠衛佐瀬昌盛/木村汎/袴田茂樹/岩下明裕/名越健郎に懲役二十年ほどの刑を課す、ロシア工作員処罰法の制定も忘れてはいけない。

 このような提言をすれば、「何と過激な発言だ」と私を非難する“非国民”は少なくないだろう。だが、北方領土は、ロシアが日ソ中立条約を侵犯して侵略戦争で不法に獲得した、わが日本民族の祖先から相続した固有の領土である。しかも、このロシアの侵略で、婦女子らの満洲邦人やシベリア強制重労働の男児など、100万人に近い日本人が殺戮された。うち、満洲における日本人婦女子20万人以上の地獄の中での死とは、10歳以上の日本人女子はほぼ全員がレイプされ殺され、幼児は道端で餓死し凍死したことで発生した。

 これら祖先の無念の思いを全く無視し蔑視し、残虐非道な悪魔的人格を全面にむき出して、ひたすらロシアに日本の固有の領土を貢がんとする田久保忠衛/佐瀬昌盛/木村汎/袴田茂樹/岩下明裕/名越健郎らを懲役二十年の刑に処すことを、仮にも「過激だ」としたり顔で反対する意見の方がよほど過激な狂言・妄言ではないのか。日本国の対ロ外交は、まず倫理道徳から逸脱してはならない。また、日本人の美しい人間性に立脚する時、日本の対ロ外交には神憑りの気迫が満ちる。

 だのに、田久保忠衛らは、国際法を蹂躙し、また(日露外交交渉史を含む)歴史を傲然と破壊し尽すばかりでない。“ロシアKGB工作員田久保忠衛らの真の問題は、一切の倫理道徳を有さない暴力団以下の悪魔的な非人間を基盤にしていることにおいて、断じて許容してならないものである。田久保忠衛らを糾弾しない日本人は“非国民”なのだから、シベリアか北朝鮮に移住してもらいたい。

 

第一節

1、産経新聞社『国民の憲法』、産経新聞出版、2013年。

2、西尾幹二『皇太子様への御忠言』、ワック社、2008年。  

3、西尾幹二/竹田恒泰女系天皇問題と脱原発』、飛鳥新社、2012年。

4、中川八洋女性宮家と養子は皇統紊乱そして天皇制度廃滅」『撃論』第五号、第4節94~7頁。

5、百地章「男性宮家を創設する特別立法を急げ」『撃論』第四号。このタイトルは、女性宮家に実態的に賛成する、余りに共産党一色の百地章論稿に驚愕し、その主張と内容とを無視して、『撃論』編集部が勝手につけたもの。

第二節

1、 田久保忠衛『激流世界に生きて』、並木書房、2007年。

2、「名越二荒之助を偲ぶ会(7月26日/九段会館」『日本の息吹』2007年9月号。

3、田久保忠衛「〈最後の国士〉末次一郎の遺言」『新潮45』2001年9月号、73頁。

4、後の三名は、ノンポリ駄馬となった伊藤憲一、個人的には「保守」だがイデオロギー音痴の渡邉昭夫、アメリカ型左翼の田中明彦

5、櫻井よしこのコラム、『週刊新潮』2002年3月21日号。

6、田久保忠衛/古森義久『反米論を撃つ』、恒文社21、2003年。

(3月3日記、満洲で非業の死を遂げた日本の婦女子20万人に捧ぐ)      

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