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中川八洋掲示板

世界の現状は、日本の国家安全保障の危機を加速しています。この急迫の時局において、刻々と変遷激しい国内外の事態を冷静に俯瞰できる力を与えてくれる、大容量の真正の知識こそ、いまの日本人に必要なものです。当ブログは、国際政治学者・中川八洋筑波大学名誉教授の個人ブログです。

「介護離職ゼロ」は、親子の情愛を憎悪する家族解体の“悪魔の思想”──「80%共産主義者」の正体を剥きだし、“人倫&道徳”破壊に暴走する“赤い”安倍晋三

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 安倍晋三は、11月6日、都内で講演して、「子育て支援」を含め、共産党志位和夫委員長(党首)顔負けの ルソー/マルクスの“家族解体ドグマ”の実行を高らかに宣言誓約した。その中で安倍は、「介護離職ゼロ化」策も自慢した。 この「介護離職ゼロ化」につき、前稿(2015年10月21日記事)でも触れたが、重要な指摘を書き忘れていたのを思い出した。つまり、本稿は、日本民族の絶滅を加速させる、2015年10月21日にブログ掲示した、安倍晋三の怖ろしい出生率低下/家族解体推進策の解剖的分析の、その若干の補足である。

安倍晋三の「家族解体←親子の人間的情愛の絶滅」信仰は、レーニンの教義

 日本の「老親の介護のための離職者」は現在10万人である。この10万人をゼロにするのは、“バラマキ福祉”の財政問題に目を瞑れば、福祉政策の一部にすぎないかに見えるから、日本国の屋台骨を揺るがす重大な問題ではないかに誤解されている。だが、安倍晋三がはしゃいで推進しようとしている、厚労省発案の「老親の介護離職者ゼロ化」政策は、実は、ロシア全土の老人を餓死させた“怖ろしいレーニン共産革命”と本質は同じ。なぜなら、家族解体と倫理道徳破壊の共産革命に他ならないからだ。  

 狂人天才レーニンは、人間を“労働する機械”と考えたために、聖なる信仰告白である労働ができなくなった老人は、人間ではなく壊れた機械だから、餓死による廃棄処分させるべきが当然とした。要するに、マルクスエンゲルスに従い、労働を基準として“生きる価値”がある人間と生かす価値がない人間とに峻別したのである。これが、レーニンの狂気“働かざるもの食うべからず”の絶対命令の根本思想である。

 実際にも、ロシアで老人の面倒を見るその子供達は、「反・革命罪=共産主義的でない罪」で銃殺されたり強制重労働収容所に収監された。ニコライエフスク港事件があった1920年の前後、シベリア移住の日本人が、道端で多くの老人が餓死しているのを目撃し証言している。

 レーニンの「老親の面倒を見てはならない」との狂気の共産主義イデオロギーは、その後、少し緩和された。が、ソ連の共産体制において、実践強制はともかく、「家族解体←親子の人間的情愛の絶滅」ドグマは、一貫して堅持された。  

 平成日本のマルクス・レーニン主義連合“安倍晋三──厚労省”が、「介護離職ゼロ」という新しい共産革命の一つを重要行政とするのは、安倍晋三が教条的マルキスト塩崎恭久厚労省にシンクロして、教祖レーニンの「家族解体←親子の人間的情愛の絶滅」ドグマを奉戴しているからである。

安倍晋三が“反・経済学”「ニート(若年無職者)80万人/失業者225万人を放置し、10万人離職者のゼロ化を絶対優先する」のは、親子間の倫理・道徳破壊という共産革命を”安倍晋三が狂信しているためで、安倍は“赤い国賊”である

 安倍晋三の父親・安倍晋太郎は、100%共産主義者であった。その父つまり安倍晋三の祖父・安倍寛もまた“隠れ共産主義者”であった。本堂恒次郎・陸軍軍医の娘であった晋太郎の母・静子が安倍寛と離婚したのは、このイデオロギー上の問題であって、夫婦仲が悪かったからではない。  

 安倍晋三とは、「民族主義」と「共産主義」と「保守」の思想が混住する多重人格だが、その本性では「共産主義」が基軸となっている。この原因は、以上の、安倍家三代の血を考えれば、当たり前すぎる事ではないか。

 (戦後にナチ型民族社会主義から転向して)“反共・反ソ・反中共”となった岸信介を尊敬する幼少期の体験により、安倍晋三には「保守」が注入されたが、それに基づく安倍の「保守」政策は理性的に選択されている。「保守」の典型である、集団的自衛権であれ、TPP参加であれ、それらが米国の信頼を確実して安倍政権安泰に最重要な機能を果すことを安倍は計算している。

 一方、安倍の「民族主義」は本能的のもので、意図的な打算ではないようだ。が、極めて浅薄でメッキのように直ぐはげるレベル。いや、メッキ以下の、水性の絵の具を塗ったようなものだから、安倍の「民族主義」は、「共産主義」にいとも簡単に瞬間移動する。安倍の「民族主義」が「共産主義」のデフォルメならば、この瞬間移動はより説明が容易。

 安倍晋三の本心が拉致被害者の奪還などさほどの関心もないことは今では衆知だし、「70年総理談話」が村山富市談話の延長上のものとなり後者を否定するとの民族系団体への公約をボロ雑巾のごとく捨てたように、安倍の「民族主義」は、実態的には“擬装”or仮面に近い。

 安倍のイデオロギーの中核は、やはり、「共産主義」。それ以外ではない。このことは安倍晋三が、若年無職者ニート80万人を就業させることは日本経済の成長に裨益するのにこれをせず、矢鱈に国費を無駄に浪費して日本経済の足を引っ張る「介護離職者10万人をゼロ」に拘ることでも証明されている。安倍晋三とは、安倍家三代の“共産主義の家系”の人物で、それ以外ではないといえる。

介護離職への国家権力介入は自由の侵害&道徳破壊。直ちに中止せよ!

 要するに、介護離職は、国家権力が介入することが許されない国民個人の聖域である。そのような政府介入は、個人の自由の権利への重大な侵害である。また、職業選択の自由を定める憲法を蹂躙する憲法違反の行政である。  

 さらに、国家は、国民の倫理道徳を擁護する義務を負っているのに、逆さにも、国民の道徳を破壊せんとする介護離職を非とする反倫理/反道徳の行政を行うとは、もってのほかの暴政ではないか。安倍晋三よ、介護離職ゼロ化という反道徳の行政を直ちに中止し、道徳擁護と家族重視という保守の政治に立ち返ったらどうだ。 (11月7日記)

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