中川八洋掲示板

世界の現状は、日本の国家安全保障の危機を加速しています。この急迫の時局において、刻々と変遷激しい国内外の事態を冷静に俯瞰できる力を与えてくれる、大容量の真正の知識こそ、いまの日本人に必要なものです。当ブログは、国際政治学者・中川八洋筑波大学名誉教授の個人ブログです。

上代天皇を次々「処刑」の“歴史テロル”を放置する日本人 ──神武天皇ばかりか、なぜ成務・仲哀天皇/神功皇后まで抹殺されたか

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 天皇制廃止を目標として「人民の歴史」を捏造してデッチアゲる歴史改竄は、戦後日本における共産革命の至上命令であった。日本共産党天皇制廃止革命運動は、スターリンの命令によって、1932年に本格化する。このスターリンの命令を通常「コミンテルン32年テーゼ」と言う。コミンテルンとは、英語名の「コミュニスト インターナショナル COMMUNIST INTERNATIONAL」の短縮語。また、レーニンが1919年3月に創設したコミンテルンとは、実態的にはソ連共産党国際部のことで、その擬装名称。国連のような国際組織ではない。

 戦前日本の共産主義者は、「コミンテルンソ連共産党の下部組織」だった日本共産党(正式党名「コミンテルン日本支部」)に所属したのはほんの僅かしかいなかった。ほとんどは、治安維持法の網の目を掻い潜るため入党しなかったからだ。つまり、「コミンテルン日本支部」メンバーだけを原則対象とした治安維持法ザル法の極みで、共産主義者の九割以上を初めから無罪放免にした。

 結局、戦前日本で大増殖していた数千人のエリート共産主義者(非党員)は、帝国陸軍、高級官僚、帝大教授、新聞記者・雑誌編集者、政治家の、主に五つの職業に分散して繁茂し、治安維持法の対象外だった。政治家では近衛文麿や森恪、軍人では阿南惟幾や武藤貞一、官僚では白鳥敏夫や和田博雄、帝大教授では南原繁などがよく知られているが、これらは、数千人の中の0.1%未満。氷山の一角にもならない。

 そして、これらコミンテルンの直轄下にない日本人・共産主義者の中、かなりの者はソ連のGRUやNKGBGPUゲーペーウー工作員になった。帝国陸軍だけでGRU工作員になった将校や将軍は一千名を超える。米国の某調査では「大東亜戦争中の日本人ソ連工作員は、二千名を超える」とあるから、帝国陸軍日本人スターリン工作員のうち、五十%以上を抱えていたことになる。

 現に、陸軍中枢の参謀本部でも満洲関東軍の総参謀部でも陸軍省の軍務局でも、瀬島龍三・武藤章や服部卓四郎・辻政信などエリート軍人の過半はGRUの工作員だった。共産主義シンパだったが、ソ連工作員になる事だけは断固拒否した東條英機などは、“ソ連赤軍直轄の共産軍”が正体の帝国陸軍の中枢においては少数派だった。

スターリン1932年命令」→“古代史を改竄せよ”の共産党指針「歴史学研究会

 スターリンが「天皇制廃止を、日本の共産革命の中核とせよ」と、日本に命じた「コミンテルン32年テーゼ」は、日本共産党員に対して1932年6月から徹底された。が、二つの理由で「コミンテルン32年テーゼ」が戦前日本で力を持つことはなかった。第一は、日本共産党は1935年頃から潰滅的情況となり、その運動はほとんど力を喪失したからだ。

 第二に、戦前日本の天皇制廃止運動は、「コミンテルン32年テーゼ」よりも数年前、「愛国心」と「日の丸」で擬装し開始していた。例えば、ソ連共産党工作の成果の一つといえる1932年の5・15事件は、在京のソ連大使館が直接指揮した1936年の2・26事件ほど天皇制廃止を露骨に露わにしたものではないが、天皇制廃止がすでに含意されていた。現に、「コミンテルン32年テーゼ」は六月末だが、一方の5・15事件はその一ヶ月以上も前の五月。「コミンテルン32年テーゼ」は、すでに発車している天皇制廃止革命の後追い理論であった。

 だが、敗戦の1945年8月15日を境に、「コミンテルン32年テーゼ」は休火山が爆発したかのごとく猛威を発揮してフル稼働する。そして日本共産党は、「コミンテルン32年テーゼ」に従って、日本の歴史学者全員に、「日本の歴史全てを天皇制廃止で書き換え・改竄せよ」の命令書をばら撒いた。この命令書こそ、日本共産党・党本部の一部局である「歴史学研究会(1932年に河上肇が創設)が、その総会(1946年1月)で採択した論文の一部を1946年2月に印刷・頒布した『歴史家は天皇制をどう見るか(注1)であった。実態に合致するタイトルに改名すれば、『歴史家は、天皇制廃止の“人民の歴史”に、歴史を全面改竄しなければならない』、となろう。

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マルクス『資本論』を読めば必ず大量殺人狂になる。何故か ──レーニン大量殺戮の再現を狙う、池上彰/佐藤優の『絶望の資本論』

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 マルクスに狂う極左人士は、例外一人として無く、三つの異常な犯罪を志向する。彼らは“猛毒の阿片”マルクス資本論』を吸引することによって、「国民の貧困を極限化」「戦争誘発と戦争永続化」「国民に対する無制限大量殺戮」の三犯罪を“三位一体”で信仰するに至るからである。  

 この“三位一体”「国民の貧困を極限化」「戦争誘発と戦争永続化」「国民に対する無制限大量殺戮」の教典が、マルクスの『資本論』であるのはつとに誰でも知っていること。しかし、共産党員・池上彰と“稀代のアナーキスト佐藤優は、この自分たちの狂気の信条を隠蔽すべく、それを反転させる転倒語法(=ジョージ・オーウェルが導入した新概念「ニュー・スピークス」)を駆使して、『希望の資本論』だと詐称し嘘宣伝に努めてきた。

 が、改めて指摘するのは教養ある読者に失礼だが、『資本論』とは、人間をこの世で“絶望の地獄”に叩き落すことを目的として書かれた“悪魔のカルト宗教経典”である。池上彰佐藤優嘘八百の雑談に興じているだけのお粗末対論『希望の資本論』は、少なくとも『絶望の資本論』と正しい原題に戻すべきだし、より正確には『血塗られた資本論』と改題すべきである。  

 池上彰佐藤優とが『絶望の資本論』『血塗られた資本論』を、嘘ラベル『希望の資本論』という笑止な仮面を『資本論』にかぶせた理由は、二十世紀に起きたかつてのレーニン/スターリンによる自国民大量殺戮(6600万人)」をもう一度、この日本で再現させたいと狙っているからである。その方法は、①ロシアと中共に日本を侵略させ日本列島全体を戦場として破壊尽し日本を阿鼻叫喚の地獄にしておいて、②この破壊の上に樹立される露中の“代行政権”「共産党独裁政府」によって国民に対する無限の収奪と殺戮を実行すれば、いとも簡単に実現する。

 マルクス資本論』の吸飲者が必ず「反戦・平和」を絶叫するのは、ロシア・中共の対日侵略において日本の国防力を無力化するため。コミュニスト達のマルクス資本論』大宣伝と共産党の「反戦・平和」運動が完全に整合するのは、一つのコインの裏表だからだ。いずれも、日本と日本国民とを無限の収奪による極限の貧困と殺戮の巷に誘導する“悪魔のハーメルンの笛”である。  

 なお、戦争は侵略による対外膨張の戦争もあれば、国防力の不足による隣国から侵略される戦争もある。いずれも戦争であることに変わりはない。しかも戦争には、この二種しかなく、またこの戦争発生頻度は同数である。

 双方の戦争における相違は、前者は国家の意思や一部国民の熱狂によって発生し、後者は平和の意思や願望が踏みにじられることで発生する。池上彰朝日新聞等の共産主義者達の反戦平和運動とは、国防力の不足による隣国から侵略される戦争を目指すもので、「平和」の嘘仮面を疑われにくく、戦争狂・戦争主義者がもっとも活用する運動形態。すなわち、「反戦・平和」運動には、血塗られた自国民大量殺害の犯意が透け透けに見える。見えないならば、それは頭が悪すぎる。

資本論』から漂う、マルクスの本心「労働者と農民を殺せ!殺せ!」を隠す池上彰

 マルクスを狂信する者で、レーニンを狂信していない者は世界中に一人もいない。だから、マルクス・レーニン主義者のことを、それと全く同義でマルクス主義者ともいうのである。レーニンはマルクス(のカルト宗教)教義を実践するために1917年11月に権力を掌握したのであって、このことは『国家と革命』(1917年、注1)を読むまでもなく、自明であろう。  

 また、実際にも、レーニンの水準で、マルクスの膨大な諸著作を正確に読みこなし正しく理解した者は、世界中でもそんなに多くはない。すなわち、“悪魔の教典”『レーニン全集』(全57巻、第5版、日本共産党の直轄出版社・大月書店)は、教義を担当した“悪魔の教典”『マルクスエンゲルス全集』(全53巻、大月書店)の実践篇である。両者は、双子の兄弟というより、双頭のシャム双生児。  

 だから、マルクス共産主義人間を定義(=夢想)した通りの共産主義人間を作りあげるための、現実に人間をその方向に改造する具体的方法はレーニンが考案した。例えば、次のは、その一つ。

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トランプ大統領も見捨てた安倍晋三“口先外交”の破綻 ──文在寅より百倍信用できない安倍晋三が阻んだ“北鮮との戦争決断”

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 トランプ大統領は、3月8日(ワシントン時間)北朝鮮金正恩と五月末までに首脳会談を行う旨を明らかにした。安倍晋三はこの直後(日本時間、3月9日午前)トランプ大統領と電話協議を行い、その内容要旨を記者団に語ったが、この時、安倍晋三は肩をがっくり落とし顔面蒼白だった。  

 トランプ大統領の、金正恩との首脳会談発表は、3月6日に韓国の文在寅が金正恩と首脳会談を(四月末までに)行うとの発表に続くもので、まさしく日米韓三ヶ国同盟における「日本抜き」いや「安倍外し」が確定した瞬間ともいえよう。金正恩は、経済制裁包囲網の中核である日米韓に見事な楔をぶち込むことに成功した。

 これはまた、「世界が連携した経済制裁をすれば、北朝鮮を非核化に追い込める」と吹聴し主導した安倍晋三の「経済経済制裁オンリー外交は、軍事力に優る」という、余りに幼児的発想が破綻した瞬間だった。安倍晋三と日本国に突きつけられた冷厳な現実は、「(多少、早かったとは言えるが)当然に来るべきものが、やっぱり来たか」であって、それ以外ではあるまい。

幼児・安倍晋三経済制裁一辺倒の破綻を予測しなかった“超お馬鹿民族”日本人

 「共産国全体主義国家とは、決して外交交渉をしてはならない」ことの真理性は、英国の外交天才ウィンストン・チャーチルが対ヒトラー外交で口酸っぱく英国民に説き、これをせせら笑ってヒトラーと交渉し自滅したチェンバレン英国首相の「ミュンヘン会談(1938年)の愚行」として人類史の教訓となっていることで、自明の中の自明。この意味で、米国のトランプ大統領金正恩との外交交渉は、愚行の最たるもので、ビスマルクの名言に従えば、「トランプは、歴史に学ばない愚者の極み」に他ならない。

 共産国全体主義国あるいは(現在のプーチンの新ロシア帝国のような)専制体制国は、その社会が閉ざされた密室のために、独裁者の外交は国内から誰一人の批判も指弾も受けない、完全なフリーハンド。

 それのみか、ソ連北朝鮮などの共産国ではマルクスの狂気に従って「人類に普遍的な倫理道徳や法的正義が、《資本主義国の支配階級ブルジョアジーに特異な道具》」として唾棄・排除されており、このため独裁者はあらん限りの嘘や騙しをしても、それが共産国体制維持の目的に沿っているなら、神の託宣と同等の至高の真理に扱われる。倫理道徳や法的正義を全面無視できるということは、外交慣例や国際法から全面的に背離しても構わぬということ。つまり、倫理道徳にも国際法の法的正義にも拘束される自由社会の指導者が全体主義国家の独裁者と会談することは、外交テーブルにおける“交渉手段の非対称性”という天文学的な差異(巨大ハンディキャップ)を背負わされて交渉する羽目に陥る。  

 だから、かつて、ソヴィエト・ロシアと外交したスターリンとの)ルーズベルト大統領も、(フルシチョフとの)アイゼンハワー大統領も、(ブレジネフとの)ニクソン大統領も、外交交渉における米国の全面敗北という“最悪事態”を米国や自由社会全体にもたらしたのである。  

 このような米国戦後史における対ソ外交連続大敗北という愚行を学んだ米国レーガン大統領は、対ソ“無交渉の交渉”という最高の外交大鉄則に踏まえることにした。そして、“強大な軍事力による包囲encirclement”で、戦争せずに敵に全面屈伏させる“戦わないで全面勝利”を達成する『孫子の兵法』の実践を内外に宣言したのである。1981~4年の丸四年間、レーガン大統領は公約通り、ひたすら軍備の大増強をし続け、同時にチャーチル直伝の“無交渉の交渉”を頑として貫いた。  

 要は、対北朝鮮外交は、“米国戦後史における対ソ外交敗北史と勝利史の双方を比較しつつ学べば済む”話ではないか。「対共産国の外交・軍事政策」に関する一般原理を、事例国を北朝鮮として、序列化で纏めておこう。  

1、ベスト;「戦争せずに、北朝鮮自壊を勝ち取る」。  

2、セカンド・ベスト;「戦争によって、北朝鮮を自壊・消滅させる」。  

3、・・・・・  

4、・・・・・  

5、セカンド・ワースト;「経済制裁の強化で、核兵器開発を中断させる(放棄や非核化は不可能)」。  

6、ワースト;「外交交渉で核兵器開発を中断・放棄させ、非核化する(=非現実な願望・夢想)」。

北朝鮮の自壊なければ、朝鮮の非核化なし」を、“トランプは知らない”と言えるか?

 さて、5月末までの適当な時期にスイスで金正恩との首脳会談を唐突に決断したトランプ米国大統領は、その外交目標として、何を考えているのだろうか。少なくとも、上記の第一「戦争せずして北朝鮮を自壊・消滅させる」は、トランプの頭にはない。過去一年にわたるトランプ発言に、これを示唆する一欠けらの片言隻語も見当たらない。が、第二番目の「戦争によって、北朝鮮を自壊・消滅させる」の選択肢については、ツィッター等から判断すれば、頭の中では相当に考えていたようだ。

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“戦争狂”池上彰と“貧困促進屋”池上彰は同一体 ──日本の経済破綻と超貧困化を狙う“池上彰の犯罪”の先に来るもの

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 オルダス・ハクスリーすばらしい新世界 brave new world』(注1、邦訳1974年、原書1932年は、ジョージ・オーウェル1984年』(注2、邦訳1972年、原書1947年とともに、1970年代、保守系の中高生や大学生の間で、爆発的に読まれた。全体主義体制に対するこれほど痛快・痛烈な非難を文学作品の形で成功した古典的名著が、(1926年に始まる、1930年代の出版物が赤一色だった戦前・戦中では無理だとしても)敗戦の1945年8月から三十年間も翻訳されなかった事実は、何を物語るのか。

 スターリンの命令に嬉々として従った“アジア共産化戦争”大東亜戦争八年間の洗脳によって、戦後日本では、知識層も出版界も共産主義思想(“畸形の共産主義皇国史観を含む)全体主義思想の枠内でしか思考できない状態が生まれ、この状況は出版界を心理的に圧迫し続けた。少し解放感が漂ったのは、1970年に入った直後だった。また、共産主義全体主義に汚染されていない正常な出版社がほんの一部であれ〇〇党の検閲・弾圧からやっと掻い潜れるようになったのも1970年に入ってからだった。とはいえ、戦後日本の出版界に訪れた、この束の間の自由は、1983年が最後だったようだ。1984年からの再締め付け的な検閲体制を強化した〇〇党の独裁的支配が広く深く浸透して、中堅の数社を除き、その後の日本における出版の自由はあっという間に消え去った。

 『すばらしい新世界』は、進歩した文明的全体主義体制とその独裁者「総統」の下で「幸福」が国家から強制的に与えられる状態を、未開の非文明国からこの全体主義国家に紛れ込んだ自由人が、人間の自由/幸福/人間性/思考の独立性/真理/宗教などの視点から追及する物語。「善と悪の関係性」に言及する箇所はドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を彷彿とさせるし、ユートピア社会をこの世に求める事が“自由ゼロ/人間性ゼロの暗黒のディストピア”に至ると喝破した天才ベルジャーエフと同一の信条がこの著のモチーフとなっている。

 もっと率直にいえば、『1984年』が“スターリンの暗黒の体制”をオーウェル流に描いたのに似て、ハクスリー『すばらしい新世界』は、マルクスの『共産党宣言』を標的に、それが描く未来のユートピア“共産社会”を、諷刺のマントを着せてはいるが、ばっさりと外科手術的な解剖を試みたもの。だから、登場人物の一人に「バーナード・マルクス」の名をつけている。

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“共産党員”吉野源三郎のベストセラーに狂喜する『文藝春秋』誌の真赤な怪気炎──『君たちはどう生きるか』は子供達を“共産革命戦士”に洗脳養成する“赤化教本”

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 吉野源三郎とは、戦後日本にソ連軍を侵略させて日本をソ連が無限に収奪し続ける“国家喪失地獄”に叩き落さんとした、悪魔が縮こまる“凶悪な共産主義者”であった。そんな狂気のスターリン教徒が、日本の子供たちを“ソ連人=狂気の共産革命の戦士”に改造するために書いた赤化・洗脳教本『君たちはどう生きるか』が、漫画版だが、今、超ベストセラーになっている。すでに170万部を突破したという。

 吉野源三郎のような札付きの共産党員の本は、エチオピア農民婦女子150万人の餓死処刑に加担した“極悪非道の殺人鬼”黒柳徹子の『窓際のトットちゃん』でもそうだったが、なぜか必ず超ベストセラーになる。誰しもこのからくりを知りたいだろうが、この問題は、ここでは扱わない。

 1937年7月に新潮社から出版された『君たちはどう生きるか』は、ちょうど“究極のスターリン狂”で共産主義者近衛文麿が、「対蒋介石戦争」を開戦した1937年7月と同じ年/同じ月であった。「対蒋介石殺害戦争」を、当時も「日支事変」だと偽装語で誤魔化し、戦後もまた「日中戦争」だと嘘ラベルを張った。が、近衛文麿が日本国民を騙して日本の国費と日本の若者の命を蕩尽した「八年間の対支戦争」は、中国共産党毛沢東に依頼されるままに、“反共の蒋介石”を殺害して支那全土を毛沢東の手に渡すことを戦争目的とした戦争だった。

 そればかりではない、吉野源三郎に少年用赤化洗脳教本の書き方を教えたコミュニスト山本有三が、大東亜戦争を煽動して昭和天皇/吉田茂など親英米派・大東亜戦争反対派を封殺した朝日新聞に『路傍の石』を連載開始したのも、この1937年であった。山本有三は、河上肇の直系で“日本のスターリン細胞のボス”近衛文麿グループの一味であった。人脈図を描けば、「吉野源三郎──(少年を共産革命戦士に改造する教本の書き方の師弟関係)──山本有三──(ソ連軍の日本侵略誘導の赤化集団)──近衛文麿」ということになる。つまり、吉野源三郎とは、東アジア共産革命戦争(=「大東亜戦争」)のれっきとした一味で、悪魔そのものの“スターリンの犬”だった。

 なお、『君たちはどう生きるか』は、一時的に目を患った山本有三に代行し、ピンチ・ヒッター的に吉野源三郎が書いたもので、山本有三が企画編集した(1935年に第一回配本の)全十六巻「日本少国民(=「少年少女」のこと)文庫」の最後の配本第十六冊目であった。また、この「日本少国民文庫」シリーズは、日本の若者をアジア共産化革命の“祖国叛逆”大東亜戦争に駆り立てるべく、山本有三近衛文麿に依頼されて企画出版したと考えられる。

 コミュニスト山本有三コミュニスト吉野源三郎も、大東亜戦争の八年間にわたり一度も、小声ですら大東亜戦争に反対していない。心底からアジア赤化の大東亜戦争に狂喜乱舞していたからだ。

“凶悪なスターリン狂”吉野源三郎山本有三がせせら笑った“ザル法治安維持法

 これほどに露骨な共産主義者吉野源三郎山本有三が、治安維持法で拘禁もされず、のうのうと共産革命に洗脳・教宣する本を書き続けられたのは、治安維持法ザル法の無能・無力だったからである。今もバリバリの現役法律である、米国連邦法の共産主義者弾圧法communist control actと比較すれば、治安維持法の杜撰さ/甘さはひどすぎた。が、これも本稿の任ではない。

 ここで問題とすべきは、少年達への『君たちはどう生きるべきか』『路傍の石』等の赤化教宣本が(注1)帝国陸軍・海軍内の共産主義将校が決行した“共産革命軍事クーデタ”「1932年の5・15事件」「1936年の2・26事件」に呼応して日本国内に噴出した共産革命熱の一環であった歴史事実の方だろう。要は、『君たちはどう生きるか』は、1932~7年の日本型共産革命の勃発と蔓延を今に記録する革命本の一つ。また当時の、共産革命に狂った東京帝大文系卒の狂気を示す証左の一つ。

 “赤の養成所”東大文学部独文科/哲学科は、日本自身が、戦後すぐ「A級戦犯」として解体・廃止すべきであった。いや今からでも遅くはない、『君たちはどう生きるべきか』のベストセラーを機に、とび抜けた赤い馬鹿教師&超アホ学生のプレイグラウンドで“日本国を毀損する有害・有毒学科”東大文学部哲学科&独文科は、税金の無駄遣いだし、直ちに廃止を決断し断行しようではないか。

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